日産、スーパーGTドライバーにウォルフガング・ライプを起用
英国GT選手権に自転車金メダリストのクリス・ホイと参戦
日産は「2014 スーパーGT」に参戦するGT300クラス「#3 B-MAX NDDP GT-R」のドライバーにウォルフガング・ライプを起用すると発表した。8月日に開催される「第6戦 鈴鹿1000kmレース」に参戦。ルーカス・オルドネス、星野一樹と共に挑むこととなる。
6月27、28日に鈴鹿で行われるスーパーGTテストに参加するため来日する。
また、ウォルフガング・ライプはこの週末、「NISSAN GT-R NISMO GT3」に自転車金メダリストのクリス・ホイと共に英国GT選手権に参戦する。
次の2レースの舞台となるのは英国スネッタートン。21日に予選、22日に1時間のスプリントレースが2回行われる。GT3レースでの初シーズンに挑んでいるホイのパフォーマンスは、自転車から4輪の自動車に乗り換えるのは苦労するだろうと思っていた人々をすぐに閉口させた。ホイはブランパンジェントルマンドライバー部門で現在シリーズ7位と大健闘しており、一躍サーキットの強豪として名乗りを挙げている。
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ウォルフガング・ライプ選手のコメント
「日本に行くのは初めてなので、とても楽しみにしています。本を2冊買って日本語を勉強していますし、日本人のエンジニアの話を聞いて分かる言葉を増やしています。鈴鹿をドライブできることになってうれしいです。名門の王道サーキットのひとつですし、ミスの許される余地のないコースですね。そしてこの週末に英国GT選手権でレースができるのは、いいタイミングです。昨年はGT-R GT3で2つのシリーズを戦っていたのでマシンのことはよく知っていますが、実戦で乗るのは7ヶ月ぶりです。スネッタートンは、私にとって最適のウォーミングアップとなります」
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