マツダ、アクセラの教習車が累計生産台数1万台を達成
マツダは、「アクセラ」をベースとした教習車の累計生産台数が、1万台に到達したことを発表した。これは2004年5月の生産開始以来、約10年での達成となる。
これに伴い6月5日、マツダE&T特装工場(広島県広島市)において、マツダの黒沢幸治 取締役専務執行役員、教習車専用装備の開発と生産を行うマツダE&Tの素利孝久 代表取締役社長などが出席し、記念式典を開催した。式典には「アクセラ教習車」のユーザー代表して、コヤマドライビングスクールの遠藤一夫 専務取締役が参加。多くの出席者が見守る中、累計生産1万台達成記念車がラインオフした。
アクセラ教習車は、初代から現行の3代目まで、ベースとなる「アクセラ」のモデルチェンジに合わせて、最新モデルの魅力を活かしながら、自動車教習所の指導要領に正確に対応して開発されている。
3代目「アクセラ」が2014年「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」ベスト3に選ばれたことに代表される歴代モデルの高いデザイン性や、ドライバーを中心に考えて設計した運転操作環境や広い運転視界、さらには自動車メーカー自らが生産することによる高い品質などが好評であり、これまでに全国約440カ所の自動車教習所で導入されている。
現在マツダでは、2013年にフルモデルチェンジした3代目「アクセラ」をベースとした教習車を、2014年4月より販売しており、5月末までに約1,000台を受注している。
コヤマドライビングスクールの遠藤専務取締役
「『アクセラ』教習車は、『走る』『曲がる』『止まる』といった基本性能がしっかりしているのはもちろんのこと、コンパクトなボディで取り回しがよく、教習車として最適です。また、洗練されたデザインが教習生にも大変好評です。これからも教習生や指導員が安全に楽しく教習できるクルマを造り続けていただきたいと思います」と挨拶しました。また、マツダの黒沢専務執行役員は「このたび、『アクセラ』教習車の累計生産台数が節目となる1万台を達成したことを大変嬉しく思います。人生で初めて運転するクルマとして『アクセラ』教習車に乗っていただくことで、クルマ本来の走る歓びを感じていただき、より多くの方に運転を好きになっていただけることを願っています」
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