トヨタ FJクルーザー『街乗り出来る本格四駆』【ピックアップ！カーソムリエレポート】

【カーソムリエレポートって何？】

カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。

本日はトヨタ FJクルーザーのレポートをピックアップしてお届けいたします！

▼『街乗り出来る本格四駆。』（カーソムリエ uzusio2000さん）

▼『日本車離れしたデザイン、硬派なインテリア』（カーソムリエ Rouge RX-7さん）

★★トヨタ FJクルーザーの試乗レポートはコチラ★★

トヨタ FJクルーザー

2006年より製造、販売が行われているビッグサイズのSUVモデル。もともと北米市場専用車種として開発されていたが、個性的なエクステリアを持つことから日本にも根強いファンがおり、一定の需要が見込めることから2010年12月より日本国内でも販売を開始。ベースはランドクルーザー・プラドで、4リッターV6エンジンや5速ATのギアボックスは共通。しかしラダーフレームはホイールベースが100mm短縮され、トレッドは逆に拡大されている。4WDシステムはプラドがフルタイム式なのに対し、オフロード走行を重視したFJクルーザーはパートタイム式としている。

『街乗り出来る本格四駆。』（カーソムリエ uzusio2000さん）

総合評価：3.2／5.0

外観デザイン：4.6／5.0

インテリア：3.0／5.0

走りやすさ：2.3／5.0

-オススメポイント-

何と言ってもこの愛くるしいエクステリアデザイン。カスタマイズ性に富んでいるので自分好みの一台に仕立て上げれるのも大きな魅力。足回りはすごくしなやかで、速度を上げるにつれて、やや上下にブレが出るものの街乗りでの乗り心地は抜群。荒れた路面では殆どドライバーに衝撃を伝えなかった。4.0Lの有り余るパワーを持ちながら、優しくアクセルワークして上げれば、街乗りでも容易に乗りこなせる。インテリアデザインは極めてシンプル。後席も程々の広さを確保してあるから、長距離移動もできそう。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

同じ。

-不満点-

アクセルワークは優しく、ブレーキワークはメリハリをつける必要がある。視界は良いものの、Uターンや曲がり角では苦労する。ただ、本格四駆のカテゴリーの中では上等だろう。 インテリアにはもう少し派手さや高級感が欲しい。

-運転後の感想-

純正オーディオの音質は良かった。 ハンドルのタッチ感も気に入った。

『日本車離れしたデザイン、硬派なインテリア』（カーソムリエ Rouge RX-7さん）

総合評価：3.5／5.0

外観デザイン：4.4／5.0

インテリア：3.5／5.0

走りやすさ：2.3／5.0

-オススメポイント-

"ブラックカラーパッケージ"に試乗。

エクステリア

カッコいい。ヘッドライトは丸くアッパーグリルは小さめで可愛いところがあるが、全体から受けるオーラは硬派で軍用車のように媚びた感じがしない。デザイン的にはサイドビューが一見2ドアで四角いのにスタイリッシュ。

インテリア

硬派。垂直なダッシュボードはデザイン的に愛想が無さそうだが、アルミパネルやオーディオパネルが表情を出している。ごついシフトノブ、トランスファーノブ、サイドブレーキ、ドアグリップはオフローダーの雰囲気たっぷり。それでいてシートの座り心地はいい。後席も足元は狭いが取り合えず使用可能。乗り降りは観音開きドアで楽々。カーゴスペースはハード使用前提のラバー製。

走り

車重は2トンながら4000ccの排気量で余裕のパワー。乗り心地は本格クロカンの足回りながら70扁平のタイヤのお陰か硬さは感じず、快適。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

違った。

理由：思ったより本格クロカン。

-不満点-

激悪な燃費。縦に長くて見にくいドアミラー。

-運転後の感想-

燃費を気にしなければ最高の趣味車。

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