ホンダ、四輪現地法人をナイジェリアに設立
ホンダは、アフリカ西部の最大市場であるナイジェリアにおいて、四輪車および部品を輸入・販売する現地法人ホンダオートモービル・ウエスタンアフリカ(以下、HAWA)を設立し、現地時間9月17日、ラゴス市にて記者会見を行った。
HAWAは、四輪事業では南アフリカに次いでアフリカで2番目に設立した現地法人となる。業務の開始は今月を予定しており、「シティ」をタイから、「シビック」、「アコード」、「CR-V」などを米国から輸入し、販売する。
これまでホンダは「小さく生んで大きく育てる」という考えのもと、ナイジェリアにおいて二輪車の生産および販売を行う現地法人を設立し、二輪事業の拡大を図ってきた。今後は、四輪事業においても、アフリカ最大の人口を誇り成長が期待できるナイジェリアで拡大させていく構え。ナイジェリアでの2012年の四輪車の販売実績は約2,500台で、2013年は3,000台以上を見込んでいる。2014年には4,000台を目指す。
ホンダ 西前 学 常務執行役員 欧州・CIS中近東アフリカ本部長は、「ホンダの新興国戦略の先ぽうとして、さらにビジネスを強化・発展させていくため、この伸びゆくナイジェリア市場に現地法人を設置いたしました。ナイジェリアのお客様の喜びの拡大に向けた新しいホンダの取り組みが始まっております。多くのお客様と喜びを分かち合うことを通じて、ホンダ四輪ビジネスは強く成長していくと確信しております。」とコメントしている。
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