ホンダ、給電機能を装備した「FCXクラリティ」を埼玉県に納車 -埼玉県庁敷地内にソーラー水素ステーションを設置-

外部給電機能付きFCXクラリティソーラー水素ステーション&FCXクラリティソーラー水素ステーション

ホンダは埼玉県と共同で取り組んでいる実証実験の一環として、日本初の高圧水電解システムを適用した「ソーラー水素ステーション」を埼玉県庁敷地内に設置、本日、上田 清司 埼玉県知事と檀原 雅 岩谷産業株式会社 取締役副社長、山本 芳春 ホンダ取締役常務執行役員の出席のもと、オープニングセレモニーを行った。

また、一般家庭のおよそ6日分の使用電力を供給できる、最大出力9kWの外部給電機能を装備した燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を新たに開発し、埼玉県に納車した。

ホンダは今回、環境省の委託を受け、将来の低炭素社会の実現に向けた産官共同の実証実験として、水素の製造から、貯蔵、供給までのプロセスにおいてもCO2を一切排出しない、日本初のソーラー水素ステーションを設置。

ホンダ独自の技術である高圧水電解システムにより、水素の製造と圧縮を一体化することでコンプレッサーが不要となり、小型・低騒音化を実現。将来は家庭用水素供給装置としての普及を目指し、水素エネルギーの効率的な管理と有効活用の可能性を検証していく。

なお、このソーラー水素ステーションは、太陽光と商用電源を併用し、24時間で1.5kgの水素を製造する。この1.5kgの水素は、FCXクラリティが約90マイル(約150km)走行することができる量に相当。

このソーラー水素ステーションを拠点に、外部給電機能を装備したFCXクラリティを公用車として活用することによって、実際の都市環境下でのCO2削減効果の検証を行い、また、緊急時における移動可能な発電設備としての実用性を検証する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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