アルファードの2列目席にも用意されるベンチシートとキャプテンシートってなに? クルマのシートの種類を紹介
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
- カメラマン:小林岳夫/島村栄二/トヨタ自動車
大人気のトヨタ アルファードをはじめ、2列目シートにはさまざまな種類がある。とくにミニバンには
「ベンチシート」と「キャプテンシート」が用意されてる車種が多く、購入する際に悩むユーザーも多いはず。最大の違いは乗車定員が変わること。そして快適性や使い勝手も大きく変わるのだ。そこで今回は両シートの違いとメリット、デメリットを紹介しよう。
キャプテンシートは2人、ベンチシートなら3人座ることができる
まずはキャプテンシートから。これはミニバンならではの装備といっても良い。2列目シートが左右で独立していて、それぞれにひじ掛けがついたゆったりと座れるシートのことだ。
「キャプテン」の語源は、船舶の操舵手の後ろに座る船長、キャプテンが座る椅子に由来する。
一方、ベンチシートは左右がつながりベンチ状になっているもののことを指す。
大きな違いとしてはキャプテンシートなら2人、ベンチシートなら3人が座れるということだろう。
キャプテンシートのメリットは広々と使うことができること
それぞれのメリットとデメリットについても紹介していきたい。
キャプテンシートは2列目に座るシートが独立している分、広々と座ることができる。また、左右が独立しているからこそ中央に隙間ができ、ウォークスルーで3列目席への移動も楽だ。
またトヨタ アルファードやまもなく登場するトヨタ 新型ノア/ヴォクシー、そしてホンダ ステップワゴンの2列目シートにはオットマンが備わり、ベンチシートでは実現できない快適性も魅力だ。
一方、2列目シートが独立している分、シートアレンジはしにくくなり、乗車定員も少ない。さらに、ひじ掛けがついていることが多いものの、そこから振動を拾ってしまうため、座り心地が悪くなることもある。
ベンチシートは一部モデルを除いて8人乗ることができるのが最大のメリット!
一方、ベンチシートの一番のメリットは8人まで乗れることだ。中には対面シートにできるものやフルフラットシートにできるものもある。
デメリットとしては、車内での2-3列目シート間の移動がしにくいことと、外から3列目シートに乗車する際も2列目シートを移動させなければならないなど手間が多いことが挙げられる。
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