三菱アウトランダーPHEVやスバル レガシィ アウトバックも! 雪道に行くならオススメしたいクルマ5選
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:茂呂幸正/トヨタ/三菱/MOTA編集部
そろそろ冬本番。スキーやスノーボードなどウインタースポーツを楽しみたい、温泉に行きたいなど、冬ならではの楽しみを満喫したい人にとってはクルマの冬対策は早めに進めておきたい。もちろん、雪道に行くならスタッドレスタイヤやチェーンは必須。
しかし、雪道は見通しが悪くなりがちで、凍ってしまえばスリップの危険もある。今回はそんな雪道でも安心感を得られるモデルを紹介しよう。4WDのモデルであれば滑りやすい雪道でも安定して走ることができる。最新モデルを中心にまとめた。
スバルのAWDは悪路走破に強い! スバル レガシィ アウトバック
まずはスバル レガシィ アウトバックだ。2021年10月7日に発表された新型モデルでは、高度運転支援システム「アイサイトX」も搭載し、さらに悪路走破性と安心感を高める「X-MODE」を用意する。
この機能は雪道での発進時や荒れた山道を登坂する時などタイヤが空転してしまうようなシーンで、あらかじめスイッチをONにしておけば制御が瞬時に介入する。
エンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御し、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、スムーズな脱出が可能となるものだ。この機能はスバル フォレスター、スバル XVにも装備されている。
本格オフローダーの素質は随一! 世界中の道を走っているトヨタ ランドクルーザー
次に紹介するのはトヨタ ランドクルーザー。見た目からも本格オフローダーとしての迫力を十分に感じられる世界中で愛されるSUVで、ラダーフレームを搭載している。
「マルチテレインセレクト」はスタックなど路面状況に応じた走行支援を6つのモードから選択することが可能。
モードごとに駆動力とサスペンション、ブレーキ油圧を自動で統合制御することで走破性を確保する。センサーの情報から走行中の路面状況を推定して駆動力を最適化するAUTOモードも用意されており非常に便利だ。
登場したばかりの三菱 アウトランダーPHEVも複数の走行モードを用意
そして2021年10月28日(木)に先行予約をスタートした三菱 アウトランダーPHEV。
三菱独自の4輪制御技術「S-AWC」も搭載。ノーマル、ターマック、グラベル、スノー、マッド、パワー、エコの全7つの走行モードを装備している点はもちろんのこと、運転支援システム「マイパイロット」を全車に標準装備しており、安全性も高い。
さらにEV走行換算距離もWLTCモードで87km。ガソリンタンク容量も増大し、遠出したいユーザーにとってはうってつけのモデルとなっている。
正式発売は12月16日(木)だが、すでに注目度が高い。
軽自動車でありながら本格オフローダーとしての構造を備えたスズキ ジムニー
こうしてみると、やはり雪道での使用を考えるとSUVのイメージが強いだろうが、軽自動車とミニバンの中から1台ずつ紹介したい。
まずは軽自動車の代表格はスズキ ジムニーだ。
軽自動車では珍しいラダーフレームや車軸式サスペンションを装備する。
ラダーフレームは前述したランドクルーザーにも使われる本格オフローダー車が採用するもので、ボディとシャシーを別構造にしているため重量は重いが、フレームが無事であれば走り続けることができるため、悪路走破性には優れたものと言える。
また、車軸式(リジッドアクスル)サスペンションは大型トラックにも使われるシンプルな構造。左右の車輪を車軸で繋げるため片輪が浮いたような状況での接地性が高く、こちらも悪路には強い。
SUVに近い性能を持つミニバンの三菱 デリカD:5
オールラウンダーミニバンの三菱 デリカD:5。
3列シートのミニバンでありながら、プラットフォームは三菱 アウトランダーや三菱 エクリプスクロスなどSUVモデルと共通のものを採用。
4WDでは四輪のグリップを制御して操縦安定性を図るオールホイールコントロールや、滑りやすい路面状況でも後輪への駆動力を多めに配分して優れた走破性を発揮する4WDロックモードを備えたドライブモードも用意した。
デリカD:5は現在、販売車両の仕様が一部絞られている。詳細は販売店に問い合わせすると良いだろう。
キャラクターやサイズなどはまちまち! 使い方で選んでほしい
以上、雪道に強いモデルを5台紹介したが、いずれも4WDでなおかつ悪路走破につながる制御システムやボディ構造などを備えている。もちろん、キャラクターやサイズ感がそれぞれ違うので、それぞれ使用する場面をイメージしながらクルマ選びを楽しんでほしい。
【筆者:MOTA編集部】
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