最新アルファード、このゴージャスな見た目で424万円は意外と安いぞ!? 将来価値も高く狙い目な特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:TOYOTA
最近『クルマが高くなった』と感じることはないだろうか。軽自動車でも上級モデルは200万円。コンパクトカーも気付けば200万円台中盤だ。流行りのミニバンやSUVなら300万円以上出さないと手が出ない。
そんな中、人気販売台数ランキングでベスト5に入るほど売れているのが「トヨタ アルファード」だ。『お金持ちが多いんだなあ』と思われるかもしれないが、では実際にアルファードがいくらするか、ご存じの方はどれほどいらっしゃるだろうか。
これが400万円から買えると聞くと『意外と安い』と感じるはず。さらに将来のリセールバリューにも期待出来るので、むしろお得な買い物なのだった。
2021年4月の一部改良で追加された特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」
2021年4月28日、トヨタはアルファードに一部改良を実施した。この際、以前からあった特別仕様車「S“TYPE GOLD”」が「S“TYPE GOLD II”」に進化している。その名の通り「ゴールド(金)」やメッキの華やかな加飾が内外装に加えられたお買い得な仕様である。
この特別仕様車S“TYPE GOLD II”は2.5リッター(FF・4WD)に加え、ハイブリッドも選択出来る。価格は、2.5リッターのFFで424万円。ベースの「S」(7人乗り・398万5000円)に対し25万5000円高で充実装備が加わることになる。
見た目には“600万円です”と言われても納得してしまうゴージャスさなのに、まさかの「427万円」!?
サラッと書いたが、このゴージャスな見た目やLクラスミニバンならではのゆとりの室内空間が424万円で手に入ることに驚いた方は少なくないはずだ。
なにせ今どき、Mクラスミニバンのトヨタ ヴォクシーや日産 セレナだって300万円はする。高級車カテゴリーに属するアルファードなら、500万円や600万円したっておかしくはないし、実際そういうグレードもある。
見た目にはそうした上位グレードとほぼ同等か、むしろゴールド加飾でそれ以上の見栄えになっている特別仕様車が実は100万から200万円もお安い、というのがミソなのだ。
リセールバリュー(将来の下取り価格)も高値で推移! 実はむしろお得な買い物なのだった
さらに注目したいのは、トヨタ アルファードのリセールバリューだ。
リセールバリューとは、将来の下取り・買取価格の予想額によって価値を図る考え方。中古車であまり人気がなければ下取りは安くせざるを得ないし、旺盛な需要があれば高値で取引される。
すでにお気づきの通り、トヨタ アルファードは中古車でも絶大な支持を集めている。
リセールバリューまで考えると、400万円台のアルファードがむしろ安い買い物だったことに気付くはず
アルファードのリセールバリューが高いのは、もちろん国内での需要もそうだが、海外市場でも人気があるのも大きなポイントだ。
海外の中古車市場では中古車の走行距離に対する感覚が違い、日本では過走行扱いされる10万キロ以上走行した中古車でもさほど問題なく流通している。結果として、様々な状態、様々な年式や走行距離のトヨタ アルファードが活発に取引され、相場も高値で安定している。
そもそも400万円台は安くない買い物だが、仮に300万円でもリセールバリューが低く5年後の下取り価格も見込めない車種を買うくらいなら、人気のアルファードを手に入れたほうがトータルでは断然お得な買い物となるのだ。
人気色は黒! 新車購入時に人気色を選んでおくとあとで得をする可能性大
人気色は黒。企業の役員送迎車などでも活用されるほどの高級車だけに良く映えるのだ。またメーカー純正のエアロパーツ「モデリスタ」装着車も人気が高い。
新車購入時にはそうした点も視野に入れて、ボディカラーやオプションなどを選びたい。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA]
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