日産 新型フェアレディZの内装色は青・黄・黒の3パターン! 内装を細部まで画像でチェックすると…現行Z34型との共通点も発見
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:NISSAN・茂呂 幸正
2021年8月18日、日産から遂に発表された7代目の新型フェアレディZの市販版(北米仕様・2023年モデル)がさっそく話題を呼んでいる。2020年9月に先行発表されたプロトタイプを進化させた外観デザインも格好良いが、今回注目したいのは内装だ。日産によると、北米向けモデルには「青」「黄」「黒」の3タイプの内装色が用意されるという。そんな新型フェアレディZの内装を写真と共にじっくりチェックしてみよう。
新型Z最大の注目ポイント! 鮮烈な印象の「青内装」をチェック!
まずは鮮烈な印象を残す青内装の日産 新型フェアレディZをチェックしてみよう。写真は北米仕様・2023年モデルの上位グレード“Performance(パフォーマンス)”だ。
日本車ではなかなか見ない青と黒の内装色の組み合わせで、なかなか新鮮。窓ガラスへの映り込みを配慮してか、上部は通常の黒い内装色になっている辺りは抜かりない。
シートも全面青! 現時点で日本仕様の詳細が全く明かされておらず、この組み合わせが日本にやってくるかどうかは不明。あるいは別のカラーコーディネイトとなるかもしれないから楽しみに待ちたい。
「黄内装」というものの、こちらは挿し色の控えめな表現にとどまる
続いては、2020年9月に先行発表された黄色いコンセプトカー「新型フェアレディZ プロトタイプ」をほうふつととさせる特別仕様車、その名も“Proto Spec(プロトスペック)”のイエロー内装を見てみよう。こちらは先ほどの青内装に比べ常識的(!?)。今回発表がなかった黒内装も、おそらくこの黄色い装飾を除いた格好になるのではないだろうか。
“Proto Spec”はシートの黄色いアクセントカラーと、インパネ各部の黄色いステッチが特徴。この挿し色パターンなら、例えば赤など他のカラー展開もしやすそうだ。
現行Z34型フェアレディZと見比べてみると…意外と流用パーツも多い!?
そして現行のZ34型フェアレディZの内装ともちょっと見比べてみよう。
実はドアに備わるエアコン吹き出し口やパワーウィンドウのスイッチパネル、パワーシートのスイッチ(他車と異なり、座面のシフトノブ側に備わる特徴的な配置)など、よくよく見てみると、意外と「もしかして、流用してる!?」と思われるパーツが多いことに気付く。基本的なレイアウト自体が一致しているので、骨格自体からして、新旧で上手く流用しているのだろう。
そもそも新型フェアレディZのボディサイズは現行型とほとんど変わらず、見えないところも含め、現行型からキャリーオーバーされているパーツは多いと推察される。現段階では実車を見て確認した訳ではないから確証はないが、そんなところで上手くコストを低減させているのかもしれない。
とはいえ、そもそも新型Zが登場したこと自体が奇跡! 内装デザイン自体も大きく変わり、もちろん走りの性能面でもコストをしっかり投じて進化を遂げているのだ。重箱の隅を突くような細かな話はこの辺りにしておこう。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN・茂呂 幸正]
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