ホンダの軽「N-ONE」が2020年秋モデルチェンジ! 気になる発売時期や価格、燃費を大予想!

  • 筆者: MOTA編集部
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ホンダが軽自動車「N-ONE」(エヌワン)を2020年秋にモデルチェンジすると公式サイトで明らかにした。現行N-ONEは2020年春に生産を終えており、現在在庫のみの販売となっているが、新型ではレトロなデザインイメージはそのまま継承されるのか。さらに発売日や価格や燃費など、気になる新型の概要について徹底予測する!

>>新型もイメージ継承!? どこか懐かしい「N-ONE」のデザインを画像で見る

目次[開く][閉じる]
  1. 現行N-ONEはN360のデザインをモチーフに2012年デビュー
  2. 新型N-ONEはどんなデザイン!? 台形フォルムやレトロな丸目ライトは変わらず
  3. 新型N-ONEの車高はどうなる!? 2代目N-ONEはタワーパーキングに入る? 入らない??
  4. モデルチェンジで新型N-ONEの燃費や性能はどうなる!?
  5. 2代目新型N-ONEにはMT(マニュアル)モデルが追加される!?
  6. 新型N-ONEの発売日はいつ!? 価格は??

現行N-ONEはN360のデザインをモチーフに2012年デビュー

ホンダの現行型「N-ONE」(エヌワン)は2012年にデビューした。1967年、ホンダで初めて量販された4人乗り軽乗用車「N360」のデザインモチーフを引用。レトロでかわいらしい雰囲気を持ち、根強い支持を集めていたロングセラーモデルだった。

しかしHondaの公式Webサイト上では、既に現行N-ONEを生産終了したことを正式表明済み。2020年3月現在は全国販売店の在庫車両のみが売られているようだ。

ホンダ/N-ONE
ホンダ N-ONEカタログを見る
新車価格:
173.5万円217.4万円
中古価格:
16.8万円263.9万円

新型N-ONEはどんなデザイン!? 台形フォルムやレトロな丸目ライトは変わらず

ホンダ N-ONEといえば、どこか懐かしさを覚えるレトロなデザインが特徴だ。新型N-ONEのデザインはどう生まれ変わるのだろうか。

ホンダの公式サイトによると「流行に左右されないデザインを貫いてきたN-ONE」「きほんのかたちはそのままに(2020年秋モデルチェンジする)」「これからも変わりはない」との記載がある。

したがって現行型N-ONEのコンセプトはそのまま継承され、同様のレトロなデザインのまま刷新されるようだ。

N-ONEの特徴は3つのかたちにある

ホンダの公式サイトによると、N-ONEの個性はN360から受け継がれており、その特徴は3つのかたちにあるとしている。

1.ひとの瞳のように親しみやすい、丸目のヘッドライト

2.後ろを走るクルマからもしっかり見える、四角いリアランプ

3.ボディの隅に配置したタイヤで安定感のある、台形フォルム

の3つだ。

初代N-ONEオーナーなら「お、新しくなった!」と感じるだろうが、基本的には変わらない「N-ONEらしさ」を継承する。モデルチェンジを重ねても“らしさ”を継承し続けるMINIやVWゴルフのように、欧州メーカーなどではしばしみられるスタイルだが、日本のメーカーとしては珍しい。

ともあれ、1日も早く新型N-ONEのデザインを見てみたいものだ。ホンダの他モデルの事例からみて、正式発表前の事前公開(チラ見せ)もあるかも!?

新型N-ONEの車高はどうなる!? 2代目N-ONEはタワーパーキングに入る? 入らない??

さて、初代N-ONEユーザーが密かに気になっているのがN-ONEの車高問題だ。スズキのワゴンRが生み出した背高ハイトワゴンスタイルは、今や軽自動車のベーシックスタイルとなっていて、現行型N-ONEも全高1610mm(FF)だ。余裕の頭上がもたらす快適な室内空間もN-ONEの魅力である。

しかし、都市部のマンションなどで今も数多く残る旧式のタワーパーキングの中には全高制限のあるものが存在する。その制限が上限1550mmなのだ。N-ONEは惜しいことに入らない。

1550mm以下の車高を求めるユーザーの声が少なくなかったようで、ホンダでは2015年のマイナーチェンジで早くも対策を打った。それが、ルーフやスポイラーの形状を変更し、ローダウンサスペンションを加えることで全高を65mm下げ1545mmとしたLOWDOWN(ローダウン)だ。一見すると同じデザインながら、2種類の屋根形状が用意されることになった。

したがって2代目の新型N-ONEでは同じ轍を踏まないよう、全モデルともに全高1550mm以下に抑えてくることが予想される。ハイルーフ需要もN-WGNで補完出来るだろう。

モデルチェンジで新型N-ONEの燃費や性能はどうなる!?

メカニズムなどは、先行してモデルチェンジ済みのN-BOX(エヌボックス)やN-WGN(エヌワゴン)が参考になるだろう。特に、車高などのボディサイズは、N-ONEとほぼ等しいN-WGNのスペックに近いと見て間違いない。

新型(2代目)N-WGNは2019年のデビュー。軽史上最高とうたわれる衝突安全性能や先進運転支援機能など、現時点でホンダが考え得る全機能を与えている。

エンジンも現行型(2代目)N-BOXから採用された新世代タイプに刷新。ノンターボが最高出力58ps/7300rpm、最大トルク6.6kg-m/4800rpm(WLTCモード燃費23.2km/L・FF)で、街中などの実用域での扱いやすさが向上している。ターボは最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.6kg-m/2600rpm(WLTCモード燃費22.0km/L・FF)。このスペックは新型N-ONEもほぼ同等と思われる。

N-WGNはノンターボとターボモデルとの価格差が抑えられているのが魅力で、これは現行N-ONEでも同様で、ユーザーの用途に応じて選択することが出来た。こうした美点は新型N-ONEにも継承されるだろう。

ホンダ N-WGN G ホンダ センシング[2代目] / ホンダ N-ONE プレミアム[現行型] 主要スペック比較表

車種名

N-WGN

N-ONE[現行型]

グレード名

G ホンダ センシング CVT

プレミアム CVT

価格(消費税込み)

130万円

156万円

全長×全幅×全高

3395mm×1475mm×1675mm

3395mm×1475mm×1610mm

ホイールベース

2520mm

2520mm

駆動方式

FF

FF

車両重量

850kg

840kg

乗車定員

4名

4名

エンジン種類

直列 3気筒 DOHC

直列 3気筒 DOHC

総排気量

658cc

658cc

エンジン最高出力

43kW(58PS)/7300rpm

43kW(58PS)/7300rpm

エンジン最大トルク

65Nm(6.6kg・m)/4800rpm

65Nm(6.6kg・m)/4700rpm

トランスミッション

CVT

CVT

燃料消費率(JC08モード燃費)

29km/L

28.4km/L

燃料消費率(WLTCモード燃費)

23.2km/L

--km/L

燃料消費率
(WLTC:市街地/郊外/高速道路モード)

20.1km/L/25.1km/L/23.6km/L

--km/L

タイヤサイズ

155/65R14

155/65R14

2代目新型N-ONEにはMT(マニュアル)モデルが追加される!?

2020年1月に開催された東京オートサロン2020で、1台のコンセプトモデルが“シレッと”展示されていた。現行型(初代)の黄色いN-ONEコンセプトカーなのだが、インテリアを覗いてみると、インパネから生えるシフトがMT(マニュアルトランスミッション)のそれだったのだ。

実は2019年デビューの軽商用車「N-VAN」(エヌバン)にMTモデルが設定されており、そちらを流用することが出来た模様。N-VANの場合、ノンターボモデルに6速(!)MTが設定されている。新型N-ONEのMTモデル設定は確実と言っていいだろう。

現行型N-ONEはモータースポーツの裾野を広げる活動として、N-ONEを用いたワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」も実施していた。この時はCVTモデルのみだったが、もし新型でも同様の構想があるならMTで手軽にモータースポーツを愉しむこともできそうだ。大いに期待したい。

新型N-ONEの発売日はいつ!? 価格は??

さて、現時点では2020年秋としか明らかにされていない新型N-ONEの正式な発売時期だが、ここは期待を込めて2020年8月末~9月上旬と予想したい。

新型コロナウィルスの影響もあって、現在街の販売店も大変な状況だと聞く。そうした全国販売店の半期決算期のタイミングにニューモデルを投入することで、販売促進にも少なからず貢献するはずだ。

販売価格も、現行型N-ONEや、2代目N-WGNが参考になりそうだ。ちなみにN-ONEの価格は1,223,200円(Standard・FF)~1,851,000円(Premium Tourer・4WD)まで。いっぽうN-WGNの価格は1,298,000円~1,827,100円。

新型N-ONEの場合はモデルバリエーションがどこまで拡大するかによるが、安全装備や機能も充実していることから10万円程度のアップと予測する。したがって新型N-ONEは130万円前後~200万円弱といった価格帯となるだろう。

[筆者:MOTA編集部]

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