BMW Z4 実燃費レビュー【一般道編】(2/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
BMW Z4 実燃費レビュー【一般道編】
BMW Z4 35i BMW Z4 35i BMW Z4 35i BMW Z4 35i BMW Z4 35iと金子氏 トランクルーム(フルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップ 収納時) BMW Z4 35i シート フルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップ BMW Z4 35iを試乗する金子氏 画像ギャラリーはこちら

Z4はまさに“正統派”BMW

トランクルーム(フルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップ 収納時)

いざ出発と、編集Yさんのカメラバッグと僕のブリーフケースを仕舞おうとトランクを開けると、開けたルーフが収まっていて、僕のブリーフケースが入らない。

東松山インターチェンジまでは川越街道を行くので、ぜひともルーフを開けて走るつもりだから、荷物置き場に困った。

「しょうがないなぁ」

仕方が無いので、ブリーフケースを運転席の後ろに収めることにした。

BMW Z4 35i シートBMW Z4 35i

ところが、Z4 35iのシートは電動調節式だから、背もたれがジーッとゆっくりとしか倒れないから、じれったいったらありゃしない。

電動調節式シートでも、背もたれを倒す時は手動でバンッと倒れるクルマは他に少なくないのだから、BMWともあろうものが一体どうしてしまったのだろうか。最も基本的な使い勝手ではないか。

ただでさえトランクが狭いのだから、この背もたれはワンタッチで前方に倒れるようにするべきだと強く思った。

走り出す前からケチが付いてしまったが、エンジンを掛け、車内を見渡すと、そこには見事な“BMWワールド”が展開されていた。

金属とプラスチックと革とウッドを、ストイックなまでに機能的な造形と配色でまとめ上げた、いつものBMW流インテリアだ。

「俺って、イケてるかも」

イケてるのは、Z4なんだよ。そんな錯覚に簡単に陥ってしまうほどクールで、カッコいい。

BMW Z4 35iを試乗する金子氏

3リッター6気筒エンジンは、パワーの粒子が緻密に詰まっている感じがして、スロットルペダルをちょっと踏んだだけで、濃密な加速をする。

いつも通り混んだ川越街道が、全然違った道に感じてくる。乗り心地は硬いけれども、引き締まっているから決して不快ではない。

飯田橋から東松山インターチェンジまでの川越街道を58キロ走って、平均燃費は「8.7km/L」だった。短い渋滞が何ヶ所かあったので、それがなければ数値はさらに向上したはずだ。

BMW Z4 実燃費レビュー

今回燃費レビューに選んだのは、BMWが誇る2シーターオープンZ4。軽快なハンドリングと、その色気満点のデザインは、やっぱりクール。

早朝、東京のど真ん中の飯田橋を出発して、目白通り~環8~川越街道と、軽井沢を目指して西へと進みます。

川越までは大きな交差点でたびたび渋滞にはまるものの、概ね快調なすべり出し。

川越街道は、途中、埼玉県新座市から片側1車線になる為、朝の通勤時間帯は上下線ともノロノロ状態が続きます。これがなければもう少し燃費も上がってたでしょう。

【一般道編】走行ルート:飯田橋~環八~川越街道/実燃費:8.7km/L

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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