トヨタ プロボックスハイブリッド 実燃費レポート | ビジネスマンの相棒!公道最速マシン!? の燃費の実力やいかに(1/4)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小林岳夫・小鮒 康一
トヨタ プロボックスハイブリッドの実燃費を徹底検証!
今回の燃費テストに持ち出したのは、日本のビジネスマンの相棒であるトヨタ プロボックスだ。2002年にカローラバンの後継として誕生したプロボックスは、2014年に実質フルモデルチェンジと言ってもいいほどの大改良を受け現在のモデルとなっている。
そして昨年11月に待望のハイブリッド仕様が追加されたということで、今回はそのハイブリッド仕様の燃費チェックをすることとなったのだ。
プロボックスに搭載されるハイブリッドシステムは、1.5リッターの1NZ-FXEエンジンに1LM型のモーターを組み合わせたもので、エンジン、モーター出力も含め、アクアやカローラハイブリッドに搭載されているものと基本的に同一のものとなっている。唯一異なるのはミッションの減速比で、アクアなどに比べてややローギヤードなものが採用されている点が、商用車であることを感じさせるポイントとなっている。
起用グレード
今回のテストに使用したプロボックスハイブリッドは、上級グレードに位置する「F」や「GL」ではなく、最量販グレードとなるであろう「DXコンフォート」となっている。そのため、バンパーは無塗装、ホイールキャップもなく、シートもヘッドレスト一体式のハイバックシート、さらにパワーウィンドウは運転席のみといった具合だった。外観上もガソリン仕様とほとんど差異はなく、左右フェンダーとリアゲートに付けられた「HYBRID」エンブレムと、トヨタマークがブルーの加飾が入ったものに変わる程度である。
燃費テスト概要
今回の燃費測定は1月29日に行い、天候は晴れだったものの、最高気温は10度に満たない中でのテストとなった。朝10時ごろに青山にあるオートックワン編集部を出発し、高速、郊外路、市街地・街乗りの順で走行し、16時ごろに再びオートックワン編集部へ戻るルートを選択した。
燃費の数値は車両の燃費計を使用し、総合燃費のみ各セクションの数値を元に計算したものとなっている。エアコンは24度設定のフルオートで、ECOモードは未使用。全域をDレンジで走行している。
トヨタ プロボックスハイブリッドの総合実燃費は…?
トヨタ プロボックスハイブリッドの実燃費は26.1km/L
結論から言うとトータルで160.1kmを走行し、全行程を走り切ったトータルの燃費は26.1km/Lとなった(セクション燃費から計算した数値)。WLTCモード燃費の数値は22.6km/L、JC08モード燃費でも27.8km/Lということで、かなり良好な数値と言えるだろう。会社から支給されたプロボックスでエコ走行をしようとする人は少ないかもしれないが、おとなしく走ればこのくらいの数値が叩き出せる、という参考になれば幸いである。
それではここからは走行シーンごとの燃費や走りっぷりなどをお伝えしていこう。
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