トヨタ マークX 500km実燃費レビュー【vol.5 400-500km】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
遮音材の少なさが影響している後席のノイズ
Yさんの運転で後席に乗って東名高速を走っていて次に気になったのは、クルマの下の方から聞こえてくる音だ。タイヤが路面と擦れる音と、ディファレンシャルギアからなのか、ハブベアリングからなのか、ゴワーッというノイズが盛大に侵入してくる。
運転中は、ノイズ源から距離があったので聞こえなかったが、違いの大きさに驚かされた。このノイズの大きさも、短距離ならば我慢ができるだろうが、長距離は疲労の原因になる。
また、家族や仲間内などで、いつも後席に乗ることが決まっている人しか苦痛を被らなくなるのも、大袈裟に言えば悲劇である。
今朝、トランクを開けた時に遮音材の少なさに気付かされたのだが、そのツケが今、やってきている。リアシートの背もたれの裏側は鉄板の外枠があるだけで、背中の部分は大きく四角に空いていた。
これでは、クッション材と布地を透過し、ノイズが盛大に後席に入り込んでくるはずだ。遮音材が何重に張られるか、共振防止のための梁が対角線上に張られているべきなのだろう。
海老名サービスエリアで、再び、運転を代わる。
用賀料金所までは渋滞もなく、快調に走行していたが、それにつながる首都高速3号線では谷町ジャンクションまで断続的な渋滞に見舞われた。芝公園出口で、ちょうど500kmに達した。
400km~500kmの100km間の区間燃費は「11.1km/L」。総合燃費は「11.6km/L」。
区間燃費があまり芳しくないのは、首都高速の渋滞が災いしたのだろう。総合燃費も悪くはない値だ。
トヨタ マークX 250G 燃費結果
マークX最後の400-500km区間は、東名高速 足柄SAから出発し、用賀料金所まで快調に走行。渋谷線上りは谷町まで断続的に渋滞し、芝公園出口でちょうど500kmに到達!
400-500km燃費は区間燃費が「11.1km/L」、そして気になる0-500km間の総合燃費は「11.6km/L」となりました。
0-100km:区間燃費12.0km/L 総合燃費12.0km/L(東京タワー~湾岸線~横横 馬掘IC~横須賀)
100-200km:区間燃費12.4km/L 総合燃費12.2km/L(横須賀~西湘バイパス~網代 朝日山公園)
200-300km:区間燃費11.3km/L 総合燃費11.9km/L(網代~城が崎海岸~熱川温泉~妻良漁港)
300-400km:区間燃費11.1km/L 総合燃費11.7km/L(妻良漁港~恋人岬~修繕寺~東名 足柄SA)
400-500km:区間燃費11.1km/L 総合燃費11.6km/L(東名 足柄SA~首都高~芝公園~東京タワー)
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