スカイラインクロスオーバー 実燃費レビュー【vol.1 0-100km】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
ポルトガルで出会ったスカイラインクロスオーバー
昨年5月に、日産自動車がポルトガル・リスボン近郊のカスカイスで開催した国際メディアイベント「NISSAN360」に参加した。世界中のメディアに対して、日産が現在どんなクルマを製造し、今後どのような展開をしていくのかをレクチュアする地球規模の壮大な催しだった。
日本仕様、アメリカ仕様、ヨーロッパ仕様そのままの日産車が持ち込まれ、参加者はそれらをカスカイス近郊の公道に乗り出し、試すことができる。
日本以外から参加したジャーナリストたちの関心を惹いたのは、まず、GT-R。出たばかりで、実物を見るのが初めてという人が多かったからだ。
次に彼らが珍しそうに乗っていたのが、モコやオッティ、ピノなどの軽自動車。輸出されておらず、ヨーロッパのAセグメントと呼ばれる最も小さな小型車よりも小さく、その割に内装をゴージャス風にしているところが珍しがられていた。
成田空港を発つ前から乗る気マンマンで僕が選んだのは、アメリカでしか売っていないセダン「アルティマ」や巨大SUVの「インフィニティFX」、ピックアップトラックの「タイタン」などだ。他にも乗ったが、最も感銘を受けたのが、「インフィニティG37クーペ」と「インフィニティEX37」だった。
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