マイルドハイブリッドを搭載したソリオの“本当の燃費”を測ってみた【燃費レポート】(2/6)
- 筆者: 永田 恵一
このマイルドハイブリッドは、ワゴンRやハスラーといったスズキの軽自動車が続々と採用している「Sエネチャージ」と同様に、「ISG」と呼ばれる3馬力のオルタネーター(発電機)とエンジンを始動するスターターモーターの役割も兼ねるモーター、助手席下に置かれる非常に小さいリチウムイオンバッテリーから構成されている。
このハイブリッドシステムは、減速エネルギーを通常の12Vバッテリーとリチウムイオンバッテリーに貯め、その電力をヘッドライトやエアコンといった電装品や、100km/hまでのスピード域において3,900回転以下のエンジン回転数で最大30秒間加速する際にアシストする為の電力として使われ、モーターの出力やマイルドハイブリッドという名前からも分かる通り非常に簡易なタイプである。
しかし、軽自動車やコンパクトカーといった軽量なクルマであればそれなりの効果が期待でき、シンプルなだけにシステムも軽量かつコストも安く、費用対効果を含めた商品力は高い。
トランスミッションは、副変速機を組み合わせることで変速幅を広げて加速力の向上と巡航回転数を下げることで燃費向上に寄与するCVTが全グレードに搭載されている。
また、マイルドハイブリッドにはアイドリングストップも装備。ソリオのアイドリングストップにはスズキの軽自動車と同様にエアコンフィルターの構成部品の一つであるエバポレーターに蓄冷材を加えてエアコンの冷気を蓄え、冷房を使う暑い時期のアイドリングストップ時間を延長し、実用燃費の向上に寄与する「エコクール」も備えられる。
結果、カタログに載るJC08モード燃費はアイドリングストップのない1.2リッターエンジンを搭載するベーシックなGグレードで「24.8km/L」、その他のマイルドハイブリッド搭載車で「27.8km/L」と、限りなく純エンジン車に近いハイブリッドであるマイルドハイブリッドを純エンジン車に分類するのであれば、コンパクトカークラストップの燃費を誇る。
また、今年4月から基準が大幅に厳しくなったエコカー減税においても、Gグレードが取得税60%、重量税50%軽減、マイルドハイブリッドが取得税80%、重量税75%軽減が適応される(数値はすべてFF車)。
ソリオを購入するならば自動ブレーキが装着可能な「ハイブリッド」を
最近、ユーザーニーズが急速に高まってきている注目の自律自動ブレーキは、スズキではスペーシアに続きスバルのアイサイトと同じ2つのカメラから得た周囲の情報を基盤とする「デュアルカメラブレーキサポート」をハイブリッド全グレードにオプションで装着することが出来る。
デュアルカメラブレーキサポートは約5km/hから約100km/hの速度域で機能し、歩行者は約30km/h以下、車両や障害物には約50km/h以下のスピード域なら衝突を回避できる緊急ブレーキ、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能などを装備し、コンパクトカーとしてはブッチギリ、輸入車を含めた日本で購入可能なクルマ全体で見てもトップクラスと言える性能を持っている。
価格も5万9,400円と、内容を考えれば付けないことが考えられないくらい安い。
このことを頭に置くと、ベーシックグレードの「G」は価格こそ145万4,760円と安いもののデュアルカメラブレーキサポートが装着できないので、ソリオを買うならばまずは「ハイブリッド」を基本に考えるべきであろう。
今回の燃費テストでは、標準ボディの最上級グレードとなる「ハイブリッドMZ」のデュアルカメラブレーキサポート装着車(190万800円、JC08モード燃費27.8km/L)を起用。
テストは11月26日(木)の午前7時半に開始し、午後3時半頃に帰京するというスケジュールで実施。天候は時折激しく降る雨のち曇り、最高気温12度というコンディションで、交通状況は平均的な流れであった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。









