マツダ 新型アテンザ クリーンディーゼル(XD・6速MT搭載モデル) 燃費レポート(3/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田恵一
マツダ 新型アテンザ クリーンディーゼル(XD・6速MT搭載モデル) 燃費レポート【郊外路編】
郊外路は、アテンザディーゼル(MT)の魅力が存分に味わえるセクションだった。
MT車の魅力は前述した2つに加え、エンジンのフィーリングをATに対しよりダイレクトに楽しめる点も挙げられるが、アテンザディーゼルの場合はこのことが顕著であった。
具体的にはシフトアップを早めに行ったり、(限度はあるが)シフト操作を極力少なくして低速域の粘りを楽しめる点や、常識的なスピード域で低めのギアをキープして回転を高めに保ち、強大な中間トルクを味わうといった楽しみ方が挙げられる。
なお、アテンザディーゼルは1,250回転も回っていればターボチャージャーが回り出し、十分なパワーが出てくるので、1,250回転以上の回転数なら低速域の粘りを楽しめる。
高速道路編の冒頭で、MTの魅力の1つとして「ドライバーの行った操作がいろいろな意味でよりダイレクトに反映される」と記述したが、このことはマツダのスカイアクティブ搭載車に装備される運転診断装置「i-DM」にも当てはまる。
ATのトルクコンバーターがなく、よりアクセル操作がダイレクトに伝わるMTは加速GもATよりダイレクトに現れるだけに、よく言えばコントロール幅が広い、悪く言えば過敏とも言えるが、それだけに上手く操作すればカメラのような機械をマニュアルで上手く操作した時に綺麗な写真が撮れるように高得点が期待できるし、失敗すればカメラのマニュアル操作と同じように減点されてしまう。
この点に対しての感じ方は人それぞれだと思うが、「i-DM」も含め常識的なスピード域でも運転を楽しめるということはアテンザディーゼル(MT)の大きな魅力として強調しておきたい。
アテンザディーゼル(MT)の郊外路での燃費は「20.0km/L」だった。
同じ区間の燃費が、先月掲載したアコードハイブリッドの20.8km/Lに肉薄するものだったこと自体驚異的であるし、それ以上に運転を楽しみながらこれだけの燃費が出ることには大きな拍手を送りたい。
ただし、MTは運転の仕方やドライバーによって燃費もAT以上に大きな差が出ることは頭に入れておいた方がいいだろう。
マツダ アテンザ クリーンディーゼル(XD・6速MT搭載モデル)郊外路の実燃費/20.0km/L
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