三菱 RVRは実は超お買い得な一台だった! ヤリスクロスなど人気モデルより優れているのは抜きん出た悪路走破性と価格の安さにあった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
三菱のコンパクトSUV「RVR」が2021年7月15日にマイナーチェンジを実施した。大きな改良ポイントは先進安全装備の充実で、価格は214万3900円〜274万4500円となっており、売れ筋のライバル車と比較してもかなりお手頃な値段なのだ。そこで今回は三菱 RVRの知られざる魅力をご紹介! 実は隠れた名車なんです。
三菱 RVRは世界で大ヒット! 今なお進化を続ける実力モデルだった
かつての三菱 RVRといえば後席にスライドドアをもつ、SUVとミニバンの良さを併せ持ったモデルとして認識している方も多いはず。現行モデルはコンパクトSUVに姿を変え、2010年にデビュー。今年2021年には11年目を迎える超ご長寿カーである。
正直にいえば国内市場では決してヒットしているわけではないが、海外市場ではアウトランダースポーツという名で絶大なる支持を集めているのだ。ちなみに三菱の世界販売ランキングをみると、アウトランダー、トライトンに次ぐセールスを記録しているほど。
デビューから現在までマイナーチェンジンジを何度も実施されており、今回の改良では後側方車両検知警報システムや後退時車両検知警報システムなどを標準装備とするなど地道な進化を遂げているのだ。新型RVRの登場も期待されているが、今なお魅力満点のクルマなのだ。
RVRにはハイブリッドはないが、価格の安さはピカイチ
最大のポイントは価格の安さにある。昨今の売れ筋モデルと比較すると、トヨタ ヤリスクロスは179万8000円〜281万5000円。ホンダ ヴェゼルは227万9200円〜329万8900円となっている。
もちろんこれら人気モデルにはハイブリッドモデルもラインアップしており、RVRはガソリンモデルのみではなるが、RVRの214万円〜という価格はかなり安い部類に入るのだ。
パジェロ譲りのオフロード性能! 抜きん出た悪路走破性が魅力
ライバルモデルと比較して優れているポイントとしては、抜きん出た悪路走破性にある。かつてのパリダカールラリーを制覇したパジェロやアウトランダーで得たノウハウを注入しているのだった。
その走破性はボディデザインにも表れていて、アプローチアングルやデパーチャーアングルといった段差やぬかるみを走行しても傷つきにくいボディデザインとなっているのだった。
フルモデルチェンジ間近の大特価セールの可能性も
かねてより新型RVRの登場が噂されている。そしてデビューから10年以上も経過しているだけに、この価格での販売はフルモデルチェンジ間近の大特価セールとも読み取れる。
それだけに、今コンパクトSUVで抜きん出た悪路走破性を持つクルマをお探しの方は、ぜひRVRも候補の一台として考えて欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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