新型 アウトランダーがいよいよ発売! 先行注文販売で人気なのは圧倒的に最上級グレードだった!
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
- カメラマン:茂呂幸正/三菱自動車
三菱自動車は2021年12月16日(木)に新型 アウトランダーを発売した。およそ9年ぶりにフルモデルチェンジされ、全車がPHEV(プラグインハイブリッド)モデルとなっている。
そんな新型 アウトランダーは、2021年10月28日(木)から先行発売をしている。
1カ月半での受注台数は月販売目標台数1000台の約7倍となる6915台だった。先行販売から見えた傾向を紹介しよう。
先行販売では7割以上が最上級グレードを選択!
新型 アウトランダーのグレードは、運転支援技術を備えたベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など装備を充実させた「G」(5人乗り/7人乗り)、そのうえで上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した最上級の「P」(7人乗り)の3グレードを展開する。
先行受注期間に注文したユーザーの7割以上が最上級グレードの「P」、ついでGの5人乗りが16%となったものの、Gの7人乗りも7%と、8割以上が今回新たに追加した3列7人乗りを選んでいる。
最上級グレードには専用のバンパーやシートが用意される
価格(税込)は安価なガソリンエンジン搭載モデルがなくなったことで452万1100円〜532万700円と高額だが、最上級グレードが最も売れている点を考えると、やはり7人乗りを求めるユーザーが多いということだろう。
また、最上級グレード専用装備であるオレンジのステッチが特徴のセミアニリンレザーシートや前後左右のバンパーがボディ同色となるなど、高級感のある内外装が魅力でもある。
ボディカラーの人気はホワイトダイヤモンド! 約6割が選んでいる
ボディカラーは10色を設定しているが、そのうち2種類の2トーンカラーは最上級グレードの「P」専用色として用意され、残りの8種類はモノトーンカラーとなる。
6割以上が上質な輝きの「ホワイトダイヤモンド」と2トーン「ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ」を選んでいる。ついで「ブラックダイヤモンド」が12%だった。
2018年3月の三菱 エクリプスクロス発売と同時に登場した硬質で高輝度かつ鮮明な「ダイヤモンドカラーシリーズ」が人気であることがうかがえる。
ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカの2トーンカラーは13万2000円、ホワイトダイヤモンドは7万7000円の有償カラーとなるが、光の加減で輝く白やシルバーの様な見え方をする特徴的なカラーであることや、白系は中古車でも人気の高い色であることなどから選ばれたのだろう。
先行発売はもともと新型モデルを買う意思のあった人が多く、高級グレードに集中しがちだが、一般販売ではその様相も変わっていくかもしれない。今後の販売動向にも注目していきたい。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
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