三菱 ギャラン フォルティス スポーツバック 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
AS&G装着で15.8km/Lへ!
今の日本車の中で、ギャランフォルティスは玄人受けする渋いクルマだ。重厚感を伴う乗り心地、小さな舵角から比較的正確に反応する操舵感など、欧州車風とも受け取れる優れた特徴を持つ。
そんなギャランフォルティスにアイドリングストップ(AS&G)装着車が登場。ユーザーを引きつけるアピールポイントになるだろう。10・15モード燃費は12%向上して17km/Lに達し、JC08モード燃費は14%向上して15.8km/Lになる。
一般的には、アイドリングストップの装着に伴う燃費の向上率は8%前後。ギャランフォルティスは12~14%の向上になるので、エンジンにも手を加えた。
従来から連続可変バルブタイミングシステムのMIVECを採用していたが、新しいエンジンでは、バルブの開閉タイミングに加えてリフト量も連続的に変化させる。吸入空気の量は、従来のスロットルバルブに加えて吸気バルブによっても調節され、吸入時の損失を抑えて燃費を向上させることができた。
また、従来型はツインカム方式を採用していたが、現行型はシングルカム。部品の点数を抑え、エンジンのサイズもコンパクトにしている。
ツインカムからシングルカムへの変更となれば、エンジン性能の低下が心配されるが、従来型と変わりはない。最高出力は139馬力(6000回転)、最大トルクは17.5kgf-m(4200回転)を維持。1.8リッターという排気量を考えれば、満足のできる数値だろう。
実際に運転してみると、車両重量がセダンで1320kg、スポーツバックで1390kgに達するため、排気量と車両重量のバランスはミニバンに近い。セダンや5ドアハッチバックとしては少々力不足だ。2500回転付近では、ノイズも少し大きく感じる。
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