メルセデス・ベンツ GLKクラス 試乗レポート(4/4)

メルセデス・ベンツ GLKクラス 試乗レポート
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右ハンドルの早期日本導入を望む

試乗3

全長は4.5mプラスで最小回転半径は5.4m。それでも全幅は1.8mを超えるからこのモデルを「コンパクト」と認識するか否かは人それぞれによって判断が分かれそう。が、それでももちろん日常シーンでの取り回しが、MLクラスやGLクラスよりも遥かに優れているという点に異論はない。

一方、そうしたGLKなりの美点に対する向かい風となってしまいそうなのは、このモデルが左ハンドル仕様のみの設定である事。トランスミッションから後方に出力された回転軸が右フロア側を通って前輪にも分配されるというレイアウト上、右ハンドル仕様のデザインに対する難易度がより高いのがその理由であるという。

もっとも、そうは言っても技術的には「絶対にNG」という訳ではないようだ。であるならば、ここはひとつイギリスやオーストラリアなどの“左側通行国”が一致団結をして、何とかこの点をブレークスルーして欲しいと思う。ルックスはなかなか力強い一方で走りはメルセデスらしくとことん上質なこのモデルが、その魅力を日本で100%発揮出来ないのは何とも惜しい。現時点でのGLKに対する注文はここに尽きると言って良いものだ。

フロントスタイリングリアスタイリングフロントシート試乗4イメージ
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河村 康彦
筆者河村 康彦

1960年東京生まれ。工学院大学機械工学科卒。モーターファン(三栄書房)の編集者を経て、1985年よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動を開始し、現在に至る。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考委員 などを歴任。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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