メルセデス・ベンツ 新型E220d 4MATIC オールテレインに試乗|これこそ次のトレンド!? イイとこ取りな都市型クロスオーバー(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:島村 栄二
色んな意味で“オイシイ”パッケージ
「これ、いかにも僕が好きそうなパッケージでしょう」
E220d 4MATIC All-Terrain(オールテレイン)を前にして、そう言ったのは当サイトの編集部員T氏(40代、既婚、子供ひとり)。・・・わかる。だって「ステーションワゴンをベースにしたクロスオーバーモデル」っていうのは、色んな意味で“オイシイ”パッケージなのだもの。
都市をベースに生活する核家族。休日には外に出掛けることが多くてアウトドアも大好き。だからってガッツリ四駆、とか、車体の大きなSUVは気分じゃない。だってオンロードでの走りも楽しみたいし。・・・みたいな人って、今とっても多いと思う。だいいち、猫も杓子もSUV!みたいなトレンドに、背くのはヤだけど乗っかるのはもっと嫌!な集団心理も絶対にあると思うのよね。
しかも、それにEクラスならではの異様なる商品力の高さ(どの世代もEクラスって道具としての完成度がものすごい)が加われば、そりゃ人の心も掴みますって。
というわけで、こういう“ちょっと”気の利いた、というかツボをわきまえたクルマを“いいね”と思う人が多いからこそ、EクラスAll-Terrainは爆発的にウケた。そう、ウケてるんですって!なんと、現状、同社内でもバックオーダーを抱えまくりのドル箱モデルになっているという。
>>「ツボをわきまえたクルマ」メルセデス・ベンツ 新型E220d 4MATIC All-Terrainをフォトギャラリーでもっと見る[画像全70枚 ライブラリー]
Eクラスワゴンに対し全高30mm、最低地上高を25mmをそれぞれプラス
EクラスAll-Terrainは先述の通り、Eクラスのステーションワゴンをベースにし、クロスオーバーモデルに仕立て上げたクルマだ。
ボディサイズは全幅が+10mm、そしてクロスオーバーらしく全高が+30mm引き上げられ、最低地上高も+25mmとなり、オフロードにも対応出来る変更がなされている。しかも全車エアサスが装備されているために、走行状況により−15mmから+20mmまで調整が可能だ。
さらにクロスオーバーモデルらしい専用のエクステリアパーツも充実。
SUVスタイルのツーフィングリル、クロームアンダーガードは前後に、ブラックカラーの樹脂製モールはホイールアーチカバーとサイドスカートに。もちろんルーフレールも備えられている。さらに勇ましいイメージを19インチホイールが後押しし、実に若々しくアグレッシブ。エレガントな印象のEクラスだけど、パーツ配置の妙でここまでのオフロード感を演出している。
Eクラスファミリーらしいリッチなインテリアの雰囲気は継承
反してインテリアはやはり、Eクラス由来らしいリッチな雰囲気を醸し出すもの。
この、ワイルドな外観×シックでリッチな内装のコンビネーションこそGAP萌えの極致。美しいグラフィックのインフォテイメント(画面が超ワイドでスリーク!)を持つインパネ周りは、ロングドライブの時にこそ安らぎをもたらすもの。このメルセデス・ベンツのインフォテイメント・システム「COMMAND」は、一旦ユーザーになってしまえば他に代わりの効かないくらいに利便性が高い。
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