デミオがなかったら今のマツダはない! バカ売れした初代デミオの真相【偉大なクルマたち】(1/2)

画像ギャラリーはこちら

ピンチはチャンスとはよく言ったもので、何事にも当てはまる。それは自動車メーカーも同じで、ピンチの時に背水の陣で生み出したクルマが空前のヒットを記録することもしばしば。そこで、自動車メーカーのピンチを救った“ある意味”名車をご紹介! 初回はマツダ デミオだ。

>>“今”のコンパクトカーの基本を作ったのは初代デミオ! 懐かしのデミオを画像で詳しく(全42枚)

目次[開く][閉じる]
  1. 多チャネル体制で日本は兄弟車だらけ
  2. 多チャネル体制の目的って?
  3. バブル崩壊でマツダ大ピンチ! 経営権も奪われた90年代頭
  4. デミオはコスパ最強! 短期間・低予算でバカ売れ

多チャネル体制で日本は兄弟車だらけ

大変失礼ながら、マツダには幾重にもピンチの時期があった。その代表例がバブル崩壊の時。遡ること30余年前に販売チャネルの拡大を図ったのが始まりだ。

1980年代終わりから90年代にかけて、自動車メーカーは販売チャネルを凌ぎを削るように広げていた。

トヨタに日産、三菱までが多チャネルで勝負

トヨタを例に出すと、トヨタ店・トヨペット店・ビスタ店(現ネッツ店)・カローラ店の4チャネルだ。それはトヨタだけでなく、日産やホンダ、さらには三菱までもが多チャネル戦略を図っていた。

マツダはトップの5チャネル体制に……

それはマツダも同じで、ピーク時にはマツダ店・アンフィニ・ユーノス・オートザム・オートラマといった具合に“トヨタよりも多い”5チャネル体制を取っていたのだ。時はバブル絶頂期! 皆が浮かれていた時代だけに仕方ないとしても、その全店で年間販売台数100万台という大胆な目標を掲げるなど、無謀な作戦にでたのだ。

>>あのロードスターを生み出したのもユーノスだった! ユーノスが生み出した懐かしのクルマはコチラ

多チャネル体制の目的って?

多チャネル体制の最大の狙いは、販売力のアップにほかならない。中身は同じだが、ガワを変えた兄弟車を設定することで、低コストで車種を増やすというイメージだ。一から開発するよりもコストが抑えられるため、簡単に商品を増やすことが可能ってワケ。

>>まだまだあった! トヨタの兄弟車をイッキ見

ノア・ヴォクシー・エスクァイアって何が違うの? 画像で比較▼

マツダ/デミオ
マツダ デミオカタログを見る
新車価格:
141.9万円232.1万円
中古価格:
17.8万円163.5万円
1 2 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ デミオの最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ デミオのカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ デミオの中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ デミオの記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ デミオのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる