マツダ CX-8、じゃなくて「ランドローバーディスカバリースポーツ」|あえて選ぶ外車のススメ Vol.7

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あえて選ぶ外車のススメ。この企画では「国産車、じゃなくて輸入車」をテーマに、様々なカテゴリーの車種を比較検討します。第7回のテーマは3列シートを備え、エンジンラインナップにガソリンとディーゼルの2つをラインナップするSUV対決。「マツダ CX-8」と、「ランドローバーディスカバリースポーツ」を徹底比較してみます!

>>マツダ CV-8とランジローバーディスカバリースポーツを徹底比較![フォトギャラリー]

目次[開く][閉じる]
  1. あなどれないCX-8の悪路走破性
  2. ディスカバリースポーツは水の中も走れる?
  3. 甲乙つけがたいスペック比較
  4. 実用を取るかペットにするか

あなどれないCX-8の悪路走破性

意外にも高いオフロード性能を誇るマツダ CX-8。そのオフロード性能を語る前にCX-8について振り返ってみましょう。

CX-8はマツダの国内SUVラインナップにおける最上位モデルで、日本には導入されていないCX-9をベースに開発されたもの。デザインは魂動デザインをまとい、エレガントさとともに力強さが感じられ、インテリアも一部メッキの加飾を使いながら最上位モデルらしい質感の高さを表現しています。

3列目シートの居住性は、確かに2列目と比較すれば若干狭さを感じますが、USB端子なども装備されるなど居住性は重視されており、1~2時間程度のドライブであれば十分に快適に過ごすことが出来るでしょう。

マツダ/CX-8
マツダ CX-8カタログを見る
新車価格:
299.4万円510.9万円
中古価格:
219.2万円542.8万円

オンロード性能も他のマツダ車同様、走る歓びを追及。真っ直ぐ座ることが出来るドライビングポジションなどのパッケージングから、お馴染みとなったGVC+などの走行安定性も十分に担保されています。

そして特筆すべきはオフロード性能の高さです。最低地上高を200mmと他の日本車のSUVと同レベルです。また、昨年末にはオフロードトラクションアシストが追加されました。

これは、片輪が浮くような状況に陥った際、このシステムをオンにすると、AWDとトラクションコントロールが協調制御し、AWDが積極的にトルク配分を行って車輪のスリップを抑制。もし万が一、車輪がスリップした場合には強いブレーキを空転輪にかけることによって、接地輪にしっかりと駆動力を伝達して脱出することが可能となるわけです。実際にそういったシーンで試乗したのですが、その威力は相当なものでした。

ディスカバリースポーツは水の中も走れる?

さて、ランドローバーディスカバリースポーツは、プレミアム・コンパクト SUVとして2014年にデビュー。同社のエントリーモデルに位置付けられています。

そのデザインはイヴォークなど他のランドローバー/レンジローバー車と共通で、一目でそのファミリーと分かり、インテリアもふんだんにレザーが使われていて、その雰囲気ははるかに上級クラスの雰囲気も味わえるもの。

残念ながら3列目シートは5+2シートというようにエマージェンシーに近いものですが、近距離程度であれば子どもたちを乗せてお出かけも可能です。

そして何よりもランドローバーファミリーですから、悪路走破性が非常に高いことは容易に想像がつくでしょう。カタログを眺めていると様々なスペック以外に渡河水深というものが記載されています。

これはどの程度の水深までなら走破できるかを表しており、ディスカバリースポーツは600mmとされています。最近のゲリラ豪雨時に目の前の水深が60cmを下回っていれば、十分に走行は可能ということなのです。

甲乙つけがたいスペック比較

それぞれの特徴が分かったところで、この2台のスペックを比較してみましょう。

CX-8 vs ディスカバリースポーツ スペック比較表
車種名CX-8CX-8ディスカバリースポーツディスカバリースポーツ
グレード名25SXD PROACTIVS
価格(消費税込み)318万4500円406万4500円450万円513万円
乗車定員6/7名6/7名5/7名5/7名
全長×全幅×全高4900mm×1840mm×1730mm4900mm×1840mm×1730mm4610mm×1905mm×1725mm4610mm×1905mm×1725mm
ホイールベース2930mm2930mm2740mm2740mm
最低地上高200mm200mm212mm212mm
総排気量2488cc2188cc1995cc1999cc
エンジン種類4気筒DOHC4気筒DOHC

直噴ターボ

4気筒DOHC

直噴ターボ

4気筒DOHC

直噴ターボ

エンジン最高出力190kW(PS)/6000rpm190kW(PS)/4500rpm200kW(PS)/5500rpm180kW(PS)/4000rpm
エンジン最大トルク252Nm(kg・m)/4000rpm450Nm(kg・m)/2000rpm320Nm(kg・m)/1500rpm430Nm(kg・m)/1750-2500rpm
使用燃料レギュラーガソリン軽油プレミアムガソリン軽油
燃料消費率(WLTCモード燃費)12,2km/L15,4km/L9,6km/L12,0km/L
駆動方式AWDAWDAWDAWD

ボディサイズはCX-8よりディスカバリースポーツの方が一回り小さく、エンジンに関しても同様ですが、その出力やトルクはほぼイコールといっていいでしょう。ただし、ディスカバリースポーツのディーゼルの最大トルクが1750rpmから発揮できるのは、特に悪路を走行する時。その際にはきっと心強いでしょう。

一方でCX-8はそのサイズを活かして室内空間が広くとられていますので、居住性に関しては3列目も含めてより快適です。燃費もかなりの差がついており、オンロードではより遠くまで走ることが出来ます。

実用を取るかペットにするか

あえておススメしたいランドローバー特有の魅力とは

では、この2台をどう評価するかです。正直にいうとCX-8の魅力は非常に高いもので、個人的な好みでいえば、魂動デザインを纏ったCX-8のデザインはディスカバリースポーツよりもはるかに魅力的。悪路走破性も普通のドライバーが悪路を走るレベルでは全く問題なく、安全運転支援システムもより充実しています。

では、なぜディスカバリースポーツを勧めたいのか。それはインテリアです。CX-8も質感が高いのですが、ディスカバリースポーツに乗り込んでステアリングを握った時に感じる上質な雰囲気はCX-8ではあまり感じられないものなのです。特にインパネ周りにまで張り巡らされているレザーは“ちょっといいクルマ”に乗っている雰囲気を醸し出しています。

また、インパネやドア回りの水平基調のデザインは、オフロードでの自車の傾き具合を測る指標にもなるように考えられており、出目が感じられます。

そしてもうひとつ、オフロードの走破性も大きな魅力です。前述したとおりCX-8も高い悪路走破性を備えていますが、さすがに渡河浸水までは明記されておらず、ダウンヒルで有効なヒルディセントコントロールも備わりません。

ブレーキペダルでのロックコントロールが非常にやりやすいので必要ないともいえますが、かなりのぬかるみの中でのダウンヒルには有効です。そう、そこには大きな“安心感”が備わっているのです。

CX-8はとても魅力的な“実用車”ですが、誰かとシェアしての所有でも十分満足できる1台ともいえます。しかし、ディスカバリースポーツは自分で所有したいと思わせる1台、イギリス人にとってのペットのような、ほかには代えがたい魅力を備える存在なのです。

[筆者:内田俊一]

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内田 俊一
筆者内田 俊一

1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員記事一覧を見る

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