マツダ CX-7 海外試乗レポート(1/3)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:マツダ株式会社
見る、運転する、使うのそれぞれの楽しさを提供するクルマ
06年初めにマツダが北米で発表したのがCX-7だ。CX-7はこれまでのSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)とは一線を画したクロスオーバーSUVだ。 クロスオーバーSUVというのは、SUVに、クーペやステーションワゴンのような乗用車的な要素を加えたスポーティモデルのこと。オンロードとオフロードでの走りを楽しめるスタイリッシュなクルマのことだ。
CX-7が従来のSUVとの差別化を図るために採用したのは、マツダ独自のプラットフォームを活用して、クルマを開発したこと。この結果、見る、運転する、使うのそれぞれの楽しさを提供するクルマになった。
すでに06年春から、北米市場ではこのCX-7の販売がはじまっている。その人気は、06年9月には月間で4,200台以上の受注があったことでもわかるだろう。 マツダのブランドイメージは、日本よりもアメリカやヨーロッパの市場で高いのだ。
例えばアメリカでは、マツダはサーキットを中心としたモータースポーツ活動に力を入れている。とくにプライベートでレースに参加するマツダオーナーを大切にしているのだ。そのような努力もあり、マツダのイメージはとくに若者層を中心に、とても好感を持って受け入れられている。
日本でも展開している「Zoom-Zoom」は、わかりやすいキャッチコピーとしてアメリカでも人気があるのだ。
今回、CX-7の試乗は、ひと足先に販売を開始したアメリカのカリフォルニアで行なわれた。そのときに、ロサンゼルスの町で若者たちに、マツダのイメージを直接聞いてみた。その結果、マツダのクルマはスタイリングがよく、装備が充実している割に、車両価格がリーズナブル、という答えが多かった。実際に、このCX-7も一般ユーザーが運転しているところを見かけた。
話を試乗会に戻すと、用意されていたCX-7は、直列4気筒2.3L+ターボエンジンに、最新の6速AT+マニュアルシフトモード付という組み合わせの、FF車。バリエーションとして4WDも用意されているが、今回はFF車での試乗だ。
試乗したのはロサンゼルスを中心とした地域。左ハンドルの北米仕様ではあるが、エンジン型式やATのスペックは日本で12月から発売されるCX-7日本仕様と同じ組み合わせになる。
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