クリーンディーゼルで夏の北海道を駆け抜ける/マツダCX-3 ロングラン試乗レポート(1/4)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:和田清志
夏の北海道で、クリーンディーゼル「CX-3」を思いっきり走らせる幸せ
「マツダ CX-3」でロングドライブできる機会を得た。しかも試乗会場は北の大地、北海道!
着陸体制に入る機内から見下ろした旭川上空はどんよりと雲っていたのに、試乗するクルマに向かう頃には青空が広がっていた。こんなときは誰もが「日頃の行いの良さ」をアピールしたくなるもの(笑)。
今回は旭川~トマムを往復する二日間でソウルレッドプレミアムメタリックをまとった4WDモデルと、セラミックメタリックカラーの2WDモデルの2台を試乗した。
振り返れば、ときに試乗テストでありながらクルマの存在を忘れられるほど“移動”のスムーズさに感心し、美しい風景のなかではデザイン性も魅力のCX-3のフォルムをスマホでも撮影したくなり、つい足をとめる・・・そんな有意義な試乗会だった。
コンパクトなサイズながら個性と存在感は十分
マツダ CX-3のボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mm。CX-3は、デミオと同型のプラットフォームを採用しているが、デミオより全長は+215mm、全幅+70mm、全高+50mm。ちょっと大きい分は主にデザインに反映されており、コンパクトSUVのCX-3はデザイン性でも“今”のマツダ車らしい存在感と個性的な魅力を感じられる一台だ。
3人分の荷物にカメラ機材を収納できてしまうラゲッジルームの最大容量は350リットル。可動タイプのフロアボードが採用されていて上段にセットすれば床下収納スペースをつくることもできるし、分割式の後席を倒した際には、ラゲッジフロアと倒したシートの背もたれとがフラットになるフレキシブルさで、長尺物や、より大きな荷物を収納する際に使いやすい。フロントよりも着座位置が高くルーフも低めなリアシートは、大柄のSUV(例えばCX-5)に比べればゆったりとは言えないが、コンパクトSUVクラスの中では快適性は十分といえる。
[ディーゼルって、音や振動はどうなの!?・・・次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。