レクサス 新型LS 新型車速報
- 筆者:
ワールドプレミアから2ヶ月・・ようやく新型LSが日本でも発売!
2012年10月11日、いよいよレクサス 新型LSが日本国内で正式に発売となり、プレス向けに新型LSの披露会が催された。
レクサス LSは、メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズなどをライバルとするレクサスブランドのフラッグシップモデル。そんなLSに今回、フルモデルチェンジと呼べる程の大掛かりなマイナーチェンジが施された。
新型LSについては、7月31日(日本時間)に「レクサス、新型LSをワールドプレミア(News)」というニュースリリースを先行でお届けしている通り、既に北米のサンフランシスコにおいてワールドプレミアされている。
今回の披露会については、北米で先行発売していた新型LSが約2ヶ月遅れてようやく日本でも発売となったのを受けてのものだ。
新型LSの気になる走行性能や乗り味については、一足お先に海外で開かれた試乗会のレポートを掲載しているので、以下のリンク先をぜひご覧頂きたい。
レクサスアンバサダー「新型LSはセクシー!」
披露会場には、新型LSワールドプレミアの際にアンベールという非常に重要な役割を担った “レクサスアンバサダー”「森理世」さんが登場。
森さんいわく、新型LSの発表直前はその注目度の高さから実に多くの報道陣が集まり、 圧倒されてしまうほど熱気だったという。また、新型LSをアンベールした瞬間には、その姿を近くで見ようと人々がすぐ傍まで駆け寄ってきたりと、 会場は大変な興奮状態であったとのこと。
さらに森さんは、新型LSを前にした人々の多くから「レクサスのイメージが変わった」という言葉を聞いたという。 その内容については、デザインが非常にセクシーになったなどポジティブな意見で占められていたとのこと。
そして、森さん自身も 「(新型LSは)ダイナミックに生まれ変わって、かつ女性の目線からしても美しくてセクシー」と 新型LSと初対面した時の印象を語ってくれた。
フルLEDにF SPORTSのラインナップなど見所は多い
今回、新型LSの発売にあたっては、世界中のユーザーや多くの販売店の意見を取り入れ、徹底的な改良が加えられた。 その結果、新型LSでは主要部品の半分に相当する約3,000点もの部品が新しくなっていることが、ビッグマイナーと 言われているゆえんだ。
そのエクステリアについては、レクサスGSやRXには既に採用されている「スピンドルグリル」が新型LSにも用いられている。 スピンドル形状については、フロントだけでなくリアにも取り入れられた。
また、ヘッドランプ、ターンランプ、クリアランスランプ、フォグランプ、リアコンビネーションランプと、 新型LSでは外装の灯火系「全て」がLED化されているのが大きな特徴の一つとなっており、 LEXUS Internatiounal チーフエンジニアの渡辺秀樹氏は、「(レクサスとして)新たなデザイン表現にチャレンジしている」と話す。
インテリアは、インパネデザインが水平基調となり、インパネ中央には12.3インチのワイドディスプレイや改良されたリモートタッチを新たに採用。
ステアリングは、薄い板材を重ね合わせて独自の模様を表現する「縞杢ステアリング」を採用。 匠によって、ステアリングの製造だけでなんと38日を要するというこだわりの逸品となっている。
また、新型LSには新たにレクサスのスポーティモデルである「F SPORTS」がラインナップされたことも大きい。
「F SPORTS」では通常のLSよりも10mmローダウン。低重心化と専用チューニングされたエアサスペンションによってスポーティな走りが可能となっている。ブレーキはbremboの対向6ポットキャリパーが装着され、フロント・リアに電動のアクティブスタビライザーが装備されるなど、レクサスのスポーツモデルだけに与えられる「F」の称号にふさわしい、本格的な走りのモデルへと仕上げられている。
新型LSでは、安全装備にも抜かりがない。
ハイビームで走行中に前方に人影や対向車が見えると、その対象のみを部分的に遮光してハイビームを切り替えずに済む「AHS(Adaptive Hi-beam System)」や、夜間見えにくい位置に歩行者がいる場合にワイドディスプレイへその歩行者を黄色い枠で表示してくれる「Night View」、ドアミラーの死角にいるクルマを知らせてくれる「BSM(Blind Spot Monitor)」など、先進の安全機能が満載だ。
この新型LS、実は発売前の事前受注でその数はすでに5,000台。これは月販目標台数の約17倍に上るほどの人気ぶりで「お客様は大変高い期待を持ってお待ち頂いている」(渡辺氏)とのこと。
フルモデルチェンジと言っても過言ではないほどの進化を遂げた新型LS。北米もさることながら、日本での販売がこれからどこまで伸びていくのかも楽しみな一台だ。
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