平手晃平選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(2/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
平手選手のIS350はまだまだ進化中!最終目標は「ISFに勝つ」!
―では、IS350を買われたのはいつなんですか?
ちょうど1年前くらいですね。
―それからもう既に、フォグランプ、フロントとリアのエアロ、ホイールと…?
あとはアシですね。KW(カーヴェー)というドイツのメーカーのモノが入っています。去年GTで乗らせてもらっていたサード(スーパーGT500クラスにレクサス・チームサードとしてSC430にて参戦)のスポンサーさんの絡みで付けてもらいました。
というのも、このKWって、ニュル24時間レースではエントリー車両中、装着率8割以上を誇る有名なサスペンションメーカーなんですけど、その輸入をされてる会社の方が、日本車に装着したことがほとんどない、とおっしゃっていて。それで僕のに付けさせてもらっていいですか、とお願いしたんです。
―テストドライバー、的な!
データも出せますし、僕も興味があったので。でも基本的にこのIS350は仕事の移動にも使いますし、あんまりカリカリにすると快適性が失われるうえに“レクサスらしさ”も残したかったので、そんなに詰めたセッティングにはしてません。
最初は純正のIS350のダンパーの硬さに合わせて、そこから微調整をして好みを出しました。
―ではこの今のアシ、どうですか?気に入ってます?
満足ですよ!まあこれでサーキットに行こうと思ったら、ちょっと変えないと攻められないですが(笑)、これは仕事用なので快適です。
―このIS350、まだまだ進化中とのことですが。
今、カー雑誌でこのIS350のトランスミッションをマニュアルに乗せ換えて、ISFに勝とう!っていう企画をやってるんですよ。その企画のチューニングをしてくださっているのが先出のサードさんで、マフラー、触媒、エアロは今後どんどん変更されていく予定ですよ。
―これをマニュアルにするとは!楽しみですね!それにしても、やっぱり意外!失礼ながら、平手選手ってクルマやチューニングがお好きなように見えなかったんですよ。カートからヨーロッパに行ってレースキャリアを積んだエリート、というイメージがあるから、市販車にはあんまり興味がなさそう、と言うか…そういうイメージでした。
(笑)実はよく言われるんですよ!レーサーでも、クルマをいじったりする人は少ないですからね。ノーマルで乗る人が多いですね。みんなクルマ自体は好きなんですけど。
でも僕は他の人と一緒は嫌だから、自分好みのクルマにしたいです。結局は自己満足なんですけど、同じISが並んだときに『やっぱ平手のはカッコイイね』と言われたいから。
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