レクサス 新型IS 試乗レポート/今井優杏(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:オートックワン編集部
高い走行性能だけじゃない、安全機能も充実!
試乗ステージとなった北海道のようにスパイクタイヤや除雪材で荒れた道をひたすらロードムービーのように走り続けていれば、振動とロードノイズに気を取られてしまうのも無理はない。
300hが静粛性・操舵性に優れているだけに、250は若いというか青いというか、まだまだ成熟の余地を感じる…。が!しかし、試乗会に参加していた他媒体の若手?男性編集者は「俺、断然250がいい」と言っていたので、250のような野趣溢れる味付けを求めている血気盛んな層も存在するのだとすれば、ISのモデルレンジの読みは、さすがにいいとこ突いてるのかもしれない。
これらの高い走行性能に安全機能も充実している。
まずは歩行者との衝突の際、ボンネットフードを火薬の爆発にて素早く持ち上げ、硬いエンジン部分に直接人体が当たるのを防ぐ『ポップアップボンネットフード』。
実は国産他メーカーもすでに採用している技術ではあるが、レクサスのものはバンパー内にチューブを仕込み、衝突の際はチューブが凹んだその空気の可変量で“人かモノか”をセンサリングする。これなら万一ガードレールなどに当たっても、フードはポップアップしないので、バンパー交換だけで済む。
この記事にコメントする