レクサス CT200h 試乗レポート(2/2)
- 筆者: 松下 宏
レクサス CT200hでは、「ECO」「ノーマル」「スポーツ」の3種類の走行モードが選択できる。この3種類のモードの違いはかなりメリハリが効いており「ECO=ゆったりした加速感」「ノーマル=自然な加速感」「スポーツ=力強い加速感」と、はっきりとした違いを感じることができる。
トランスミッションそのものは、動力分割機構を兼ねたCVTでプリウスなどと変わらないのだが、レクサス CT200hでは「パドルシフト」と「6速マニュアルモード」が備えられていて、ドライバーの意志に応じてスポーティな走りが楽しめるのだ。
特に「スポーツモード」を選択したときには、アクセルに対するレスポンスの良さと力強い加速が得られるだけでなく、ステアリングの操舵力も手応えのあるものに変わり、走りのフィールが格段に違ってくる。
ここまで変わるのであれば、足回りについても可変機構を備えて欲しいと感じた。
その足回りには、前後にパフォーマンスダンパーが装備されている。これはボディの左右を直結させて剛性を高めるパフォーマンスロッドに、エネルギーを吸収するダンパーを組み込んだものだ。
コーナリング中のクルマの姿勢を制御して安定した走りや乗り心地にも貢献する。
今回は限られた条件下での試乗だったため、パフォーマンスダンパーの効き目を十分に体感することはできなかったが、ちょっとしたジムカーナコースのような走行シーンでも効き目の一端を感じることができた。
気になるCT200hの燃費については、33.0km/L程度になるとのこと。プリウスには及ばないものの、THS-IIの装着車らしいガソリン車の次元を超えた燃費性能である。
今回の試乗車には標準的なバージョンC、ラグジュアリーな装備を備えたバージョンL、スポーティな志向を強めたFスポーツの3種類が用意されていた。
レクサス CT200hの価格についてはプリウスよりやや高く、300万円台中盤からの価格設定になるとのこと。
価格については装備の中身を吟味する必要があるが、レクサスブランド車なのでプリウスより高くなってしまうのは仕方ないだろう。
それでも、購入がより現実的となるレクサスブランドの新型車が登場することになるのは確かである。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。