老舗ブランドの新世代・都会派SUV/ランドローバー ディスカバリースポーツ[2016年モデル] 試乗レポート(1/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正・ジャガーランドローバージャパン
歴史ある世界のSUVブランド「ランドローバー」
最近は乗用車のプラットフォームを使ったSUVが人気を集めているが、本来は悪路を走破するクルマとして開発された。日本車であれば「トヨタ ランドクルーザー」が、悪路向けのSUVとして60年以上の歴史を持つが、海外ブランドでは「ランドローバー」が特にその名を知られている。
かつてイギリスを代表する自動車メーカーだったローバーが、第二次世界大戦の直後にオフロードSUVの「ランドローバー シリーズI」を開発。1970年には上級モデルの初代「レンジローバー」を加えて人気を高めた。
この後、ローバーグループのブランドは切り売りされ、ランドローバーは、今はジャガーと併せてタタ・モーターズの傘下に置かれる。
2016年モデルでさらに新機能も追加
ディスカバリースポーツの2016年モデルでは、さまざまな路面状況において一定速度(時速1.8~30km)を保ちながら走行できる「オールテレイン・プログレス・コントロール・システム」、リアバンパーの下で足を動かすとテールゲートが電動で開く機能などが採用された。
外観は鋭角的で、ランドローバーとしては都会的に仕上げた。古典的とも言える「ディスカバリー(ディスカバリー4)」に比べると、世代の違いは明らかだ。
とはいえ、旧来のディスカバリーにも、SUVらしい堂々とした雰囲気、ボディの四隅がキッチリと見える優れた視界など、魅力的なところが多い。
[イヴォークとは何が違う!?・・・次ページへ続く]
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