【MOTAカーライフアンケート】車種選びでもっと詳しく知りたいと感じている情報は「装備や料金の違い(グレード別)」だった|MOTA「クルマ選びのための情報収集」に関する調査レポート【2023年3月】

  • 筆者: MOTA編集部

現在は車を所有していて、ここ2、3年で買い替えを検討している方を対象にアンケートを実施

今回のテーマは「クルマを購入する際に、どのように検討しているか」です。実際、他の人はどうやっているのかと気になったことはありませんか? 例えば「情報収集にどれぐらいの期間を費やすのか?」「参考にする情報源は?」「検討する際、車種のどんな情報を重視するのか?」「もっと詳しく知りたいと感じている情報は?」など、ユーザーの本音を聞いてみました。

 ご自身が新車を購入検討する際の参考にしてみてください。

調査概要

調査内容

クルマ選びのための情報収集に関する調査

調査対象

現在は車を所有していて、ここ2、3年で買い替えを検討している方

サンプル数

120人

調査手法

インターネット調査(Surveroidを利用)https://surveroid.jp/

調査エリア

インターネット調査用パネルからランダムに抽出

調査実施日

2023年2月22日

クルマ購入までに費やす情報収集の期間は「3〜6か月」がもっと多かった

クルマ好きで常日頃から新車情報を収集している人以外は、やはりクルマを買い換える理由が発生して初めて情報収集する人が少なくないと思います。そこで、1つ目の質問は「情報収集に費やす期間」を聞きました。

1位は「3〜6か月」(29.2%)でした。続く2位は「1か月間」と「2か月間」が同率(17.5%)で並びました。4位は「1年以上」(7.5%)、5位は「6か月〜1年間」(4.2%)と続きました。

半年以上の時間をかけるという人より、半年以内に決めてしまう人の方が多くいました。特に、1、2か月で決めてしまう人が多いのに、少し驚きました。

参考にする情報源の第1位は「自動車メーカーの公式サイト」

続いて「参考にする情報源」について聞きました。

1位は「自動車メーカーの公式サイト」(71.7%)、2位は「購入予定のディーラーや店舗の担当者」(50.0%)と、オフィシャルな情報をもとに車種検討をしている人が多いようです。

続く情報源は、3位が「自動車専門の自動車サイト」(38.3%)、4位が「動画サイト(YouTubeやTikTokなど)」(34.2%)、5位が「新車一括見積もりサイトのカタログページ」(28.3%)と、ウェブメディアが続きました。

また同率5位で「知人や家族からの情報」(28.3%)と参考にしている人も4人に1人はいることが分かりました。

7位以下は「雑誌、書籍、新聞」(19.2%)、「SNSサイト(TwitterやInstagramなど)」(18.3%)、「テレビの番組やCM」(17.5%)と続きました。少数派の意見では「新聞折込チラシ」という方もいました。

参考にする情報源としては、やはりメーカーやディーラー、販売店などのオフィシャル情報を頼りにする人が多く、続いてウェブメディアと知人からの情報を参考にしているようです。

車種選びをする際に、重視する情報はやはり「価格」でした

車種選びをするにあたって、どのような情報を重視しているのでしょうか? 結果は1位が「価格」で、81.7%という票を集めました。続く2位以下は、次のとおりです。

2位「ボディタイプ」(75.8%)、3位「ボディサイズ」(65.0%)、4位「燃費の良さ」(64.2%)、5位「安全装備の充実度」(49.2%)の順番でした。

最近、半導体不足などの影響で、納期遅れが話題になっていますが、「納車までの期間」を重視すると答えた人は24.2%で、約4人の1人の割合でした。

車種を選ぶ際、もっと詳しく知りたいと感じる情報を聞いてみました

ウェブメディアで、新車解説や購入ガイドといった記事がたくさん掲載されていますが、その際に、もっと知りたいと感じている情報について聞いてみました。

「装備や料金の違い(グレード別)」が1位で、59.2%の人が詳しく教えてほしいと答えています。2位は「安全装備の有無(過不足も含めて)」(50.8%)、3位は「動力源(エンジンやモータ)とその性能」(46.7%)、4位「燃費から算出した月々の燃料代」(45.0%)、5位「お買い得なおすすめグレード」(42.5%)と続きました。

1位〜5位の得票率はとても僅差で、「グレードごとにどんな違いがあるのか」や「どのグレードがお得なのか」といった情報を求めているようです。また、最近はエンジンだけではなく、ハイブリッドやプラグインハイブリッドなど、1つの車種に複数タイプの動力源が用意されているので、その違いも比較検討する必要があるので、とても情報収集が大変です。

それ以外に意見では、6位「カラーバリエーション」(32.5%)、7位「試乗した時にチェックするポイント」(25.0%)、8位「おすすめオプション」(23.3%)、9位「荷室の使い方バリエーション」(22.5%)という意見が挙がっています。

購入以外に「新車カーリース」を検討している人が50.0%も

最後に「購入以外の入手方法で検討しているサービスはありますか?」と尋ねました。

すると、「新車カーリース」と答えた人が50.0%もおられました。続いて「中古車カーリース」(26.7%)と、個人向けカーリースに対する興味関心が増えています。

一方「購入しか考えていない(ローンも含む)」と答えた人は、27.5%もおられました。

まとめ

クルマ購入までに費やす情報収集の期間は「3〜6か月間」と答えた人が一番多く、半年以上をかける「じっくり派」よりも、1、2か月で済ませる「短期集中派」の方が多かった。

クルマ購入の際に参考にする情報源は「自動車メーカーの公式サイト」を頼りにしている人が多く、ウェブメディア以外に「購入予定のディーラーや店舗の担当者」や「知人や家族」などのクルマに詳しい人からの情報を参考にしている。

車種を決める際、1車種に複数の動力源やグレードが設定されているので、「グレードごとにどんな違いがあるのか」や「どのグレードがお得なのか」といった情報を求めている。

クルマを買い換えるにあたって、50.0%の人が「新車カーリース」を検討している人がいた。

今後のMOTAはさらに進化します!

MOTAでは、今回の調査を参考に、車購入の車種選びの決め手となる記事を制作していきます。ユーザーのみなさんが「気になる車種」「気になる装備」「気になるグレード」を徹底解説していきますので、今後もご期待ください。

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