中古車リースは短期でも利用できる? 短期リースならではのメリットを解説
- 筆者: MOTA編集部
車を短期利用したい場合、レンタカーやカーシェアを利用する人も多いでしょう。実はカーリースも短期での利用が可能です。今回は短期リースの費用やメリット・デメリットについて解説します。記事の後半では短期利用におすすめの中古車リース会社についても紹介します。
短期カーリースとは?
短期カーリースとは、ある程度の期限があらかじめ決まっているときに、短期契約して車を利用できるサービスです。
カーリースというと、年単位で長期契約をするものだと考える方もいますが、じつは短期契約もできます。レンタカーとの違いや長期カーリース契約とはなにが違うのかなどが気になる点だと思いますので、以下で詳しくお伝えしていきます。
短期ってどれくらいの期間を指すの?
「短期」といっても、どれくらいの期間から利用できるかは気になるところでしょう。
リース会社によりますが、短期だと1ヶ月から利用でき、ほかにも3ヶ月や半年、1年など月単位で利用できるサービスもあります。
「MOTA中古車リース」では、最短3年からリース契約できるうえ、維持費も含めた毎月定額の支払いで車に乗ることができます。
また、メンテナンスプランに加入することでメンテナンス費用も定額になり、契約満了時に車をもらえます。自家用車と同じように利用できるので気兼ねなくドライブを楽しめます。

短期レンタカーと短期カーリースはなにが違う?
短期カーリースと似たようなサービスで、1ヶ月単位で利用できる「短期レンタカー」があります。この2つのサービスの違いについて詳しくお伝えします。
短期カーリース
契約期間
契約期間はおもに1カ月から1年未満です。短期レンタカーに比べると長期利用を想定したサービスといえるでしょう。
料金
月額料金は短期レンタカーに比べると安くなっています。月額料金が安い短期リース会社だと1日500円換算で利用できます。期間が長くなるほど毎月の負担が軽減されるリース会社が多くなっています。
その他の費用(保険料・メンテナンス費用など)
任意保険料はリース会社によってはプランに含まれているものもありますが、含まれていない場合は契約者が各自で任意保険に加入し、別途負担しなければいけません。
また、契約をする際に保証金を求められることがあります。車に傷がついていたり、車内を汚してしまった場合など、原状回復のために使われます。問題がなければ契約終了したときに精算されます。
ナンバープレート
短期カーリースでは「わ」や「れ」のナンバーではなく、通常購入した時と同じようなナンバープレートが用意されます。見た目ではリース契約している車かどうかは判断がつきにくいので、「レンタカーだと思われたくない」といった心配をする必要もありません。
車庫証明・与信審査
短期カーリースといえど、一時的に車を所有するので車庫証明が必要です。取得を代行してくれるリース会社もありますが、その分追加費用がかかってしまいます。
即日発行できない場合もあるため、手続きに時間と手間がかかることもあります。
また、短期カーリースでは契約者の支払い能力を確認するために与信審査を受けなくてはいけません。審査結果次第では、リース契約ができないので気を付けてください。
短期レンタカー
契約期間
短期レンタカーは「マンスリーレンタカー」とも呼ばれていて、1ヶ月間の利用を想定した人向けのものです。
契約を延長することもできますが、すでに予約が埋まっていた場合は車を選び直さなければいけません。
料金
レンタカー会社や車種によって料金は異なりますが、短期カーリースに比べると割高です。
半日利用で2000円台でレンタルできる会社もありますが、1日の料金だけをみればレンタカーは決して安いとはいえません。
その他の費用(保険料、メンテナンス費用など)
短期レンタカーでは任意保険料がレンタル料金に含まれているので、契約者が別途任意保険に加入する必要はありません。
ただし、任意保険を使用するときに免責金を要求する会社や、免責金を免除する代わりに基本料金を上乗せする会社があります。
また、契約した車に付属されていないオプション(ETCやカーナビなど)をつける場合には、さらに費用が必要です。
ナンバープレート
車の名義はレンタカー会社になるため、貸渡用車両で使われる「わ」や「れ」になります。
車庫証明・与信審査
短期カーリースと異なり、与信審査も車庫証明も必要ありません。なので、急に車が必要になったときや面倒な手続きなしに車を利用したい人におすすめです。
ただし、すでに予約が埋まっている場合もあるので車が必要になった時点でなるべく早いうちに予約されることをおすすめします。
短期カーリースのメリット・デメリット
最短で1ヶ月から利用できる短期カーリースですが、利用するにあたってどんなメリットがあるのでしょうか。
また、メリットとあわせて短期カーリースのデメリットもご紹介します。
短期カーリースのメリット
必要とする期間だけ利用できる
通常のカーリースは年単位の契約となりますが、短期カーリースでは最短1ヶ月から契約できます。
・出張や短期間の転勤
・通院や通学での利用
・帰省をしたとき
など、一時的に車が必要な場合に利用しやすいといったメリットがあります。
ナンバープレートでリース車だと判断できない
短期カーリースでは購入したときと同じナンバープレートを使用するので、外見ではリース車かどうか判断ができません。ナンバープレートが気になる人におすすめです。
費用を抑えて利用できる
短期カーリースは、月々定額の費用を支払うことで利用できます。
そして、定額費用には車の本体価格だけではなく、メンテナンス費用や維持費、保険料なども含まれているので毎月の支出の管理がしやすいといったメリットがあります。
比較的納車が早い
短期カーリースで貸し出される車は、ほとんどが中古車です。納車が早く1週間以内に利用できることもあります。
新車を提供するリース会社であれば、納車まで1カ月以上かかることも少なくありません。できる限り早く車がほしい人は短期カーリースが向いています。
車を手放すときの事務手続きが容易
短期カーリースは、必要なときに車を利用し、契約期間が終了したら車を返すというサービスです。
購入した車を手放す場合だと、廃車の手続きや売却の段取りなどの事務手続きに手間がかかってしまいます。
しかし、短期カーリースであれば、事故を起こして車に傷をつけてしまったり、内装を汚してしまったなどのトラブルがなければ、車を返すだけなので事務手続きにも時間がかかりません。
短期カーリースのデメリット
最短でも1ヶ月からしか契約ができない
リース会社ごとに異なりますが、ほとんどのリース会社は最短で1ヶ月からの契約になります。
日単位、週単位での契約は難しいので、その場合はレンタカーやカーシェアを利用したほうがよいでしょう。
中途解約はできない
契約者の死亡、重傷などで車を運転できなくなったなど特段のやむを得ない理由を除き、短期カーリースでは基本的に中途解約はできないと考えてよいでしょう。
どうしても中途解約をしたい場合は、違約金を支払う必要があります。
走行距離制限がある
これは短期に限りませんが、カーリースでは契約期間が終了したときの車の価値を維持するために、走行距離制限を設けていることが多くあります。
契約する際、月ごとや年ごとに距離設定がされることがほとんどなので、その距離を超えないように利用しなければなりません。長距離運転が頻繁にある人は注意するようにしてください。
利用できる車のほとんどは中古車である
短期カーリースで貸し出される車のほとんどが中古車です。
これは中古車のほうが新車に比べると納車を早くできることや、料金を安く提供することで早く車を利用したい人のニーズに応えるためです。
まだ誰も乗っていない車に乗りたい人や、製造時にしか追加できないメーカーオプションを自由に選びたい人には、短期カーリースは向いていません。
車庫証明が必要である
短期リースであっても車庫証明が必要です。手続き完了までに少々時間がかかってしまいます。
手続きを代行してくれるリース会社もありますが、もし契約者自身が手続きを進める場合は警察署に届け出を出さなければならないなどすこし手間がかかります。
与信審査を受けなければいけない
短期といってもカーリース契約をする前には審査を受けなければいけません。
・年収
・勤務年数
・現在の借入状況
など、さまざまな内容が審査されます。この審査に通らないと利用できません。パートやアルバイトの方が利用する場合は、連帯保証人が求められることもあります。
車に傷や汚れがあると違約金を求められることも
契約期間中に事故などで車を傷つけたり、内装を汚してしまった場合は、車の価値が下がるおそれがあります。
このように「残価(契約終了したときの車の価値)」を設定していた場合、車に傷や汚れをつけてしまうと、想定していた残価との差額が生じてしまうこともあります。そういった場合は、違約金を請求されることもあるので十分に注意してください。
知っておきたい! 短期カーリースでかかる費用
短期カーリースでは月々の定額費用や車の本体価格に加え、さまざまな費用がかかります。リース会社によって多少異なる部分もありますが、一般的にリースにかかる費用をご紹介します。
車両準備費用
貸し出している車の整備や車両の車検取得のために必要な費用です。車の登録をしてナンバーを取得することや自賠責保険に加入する費用も含まれます。
保証金
短期カーリースでは通常のカーリースと異なり、初期費用の一部として保証金を求められることがあります。おもに原状回復費用に充てられますが、とくに傷や汚れなどがなければ契約終了時に精算されます。
納車費用
店舗以外での納車を希望する場合には、その費用を請求されることがあります。
金額は店舗からの距離やリース会社によって異なります。また、車庫証明取得を代行してくれるリース会社もあり、その場合はさらに費用が上乗せされます。
オプション費用
車両ごとに装備されているものが異なりますので、オプションを追加したいときはさらに費用が上乗せされます。オプションの具体例としては、以下のようなものがあります。
・ドライブレコーダー
・カーナビ
・バックカメラ
・ETC
・フロアマット
・希望ナンバー
オプションは項目によって金額が異なります。予算に応じて追加したいものを選ぶとよいでしょう。
任意保険料
月額料金に任意保険料が含まれているリース会社もありますが、そうではない場合には各自で任意保険に加入しなければいけません。
加入した場合は、定額の月額費用とは別に費用負担が発生します。
こんな人は中長期のカーリースがおすすめ
このような人は、短期カーリースよりも中長期のカーリースがおすすめです。
・車に乗る期間が当初の予定より延びる可能性が高い
・2〜3カ月の利用を定期的に繰り返している
・最終的には自分の車にしたい
・走行距離は気にせず車を利用したい
カーリースは契約期間が長くなればなるほど料金が安くなっていきます。また、長期契約すると最終的に車をもらえるプランを用意しているリース会社もあります。
「MOTA中古車リース」では、月々の支払い費用のなかに税金や自賠責保険料、メンテナンス費用などが含まれています。
また、走行距離制限はなく、最終的に車をもらえるプランも用意しています。

短期カーリースの注意点について
ここまで、短期カーリースの特徴やメリット・デメリットについてお伝えしました。
ここまでの内容を踏まえて、改めて短期カーリースを利用するにあたっての注意点についてまとめます。
・保証金が必要になる場合がある
・月々の支払い費用のほかに、契約のときに別途必要な費用がある
・たとえ1ヶ月の利用だとしても車庫証明が必要である
・与信審査があり、審査結果によっては利用できない
・車に傷をつけたり故障させてしまった場合は、修理費用を請求されることもある
・残価精算の可能性がある
・納車される車のほとんどが中古車なので、新車に乗りたい人には向かない
・走行距離制限があるので、長距離移動を頻繁にする人には向かない
・中途解約したい場合には違約金が発生する可能性がある
以上のような注意点を理解したうえで、短期カーリースを利用することが自分にとってメリットがあるかどうかを判断して選びましょう。
おすすめの短期カーリースTOP3
以下では、月々の支払い費用をできる限り抑えて、安心・安全に利用できる短期リース会社を3つピックアップして紹介します。
ニチゴカーリース
「ニチゴカーリース」は、関東に四店鋪構えている中古軽自動車を中心とした短期リース会社です。
軽自動車であれば月々1万6000円から利用できて、最短1ヶ月から利用できます。契約してから納車までの期間も最短3営業日と早いので、できる限り早く車を用意したいと考えている人にはピッタリです。
ワンコインリース
「ワンコインリース」は、名称のとおり一日あたり500円(月額1万5000円)から利用できて、全国対応している短期リース会社です。最短1ヶ月から、1ヶ月単位で利用できて、目的に合った車を選べます。
最長3ヶ月間試乗して気に入った場合は、利用していた車をそのまま購入できるシステムがあります。
リボーン・カーリース
「リボーン・カーリース」は、「車を賢く使う」をキーワードに新しいカーライフを提案している短期リース会社です。
全国対応していて、最短1ヶ月から1ヶ月単位で利用できて、3つの料金プランから自分に合ったプランを選べます。もっとも安いプランだと、月々1万6500円から利用できます。
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今回の記事は、短期カーリースを中心にご紹介しました。
短期リース会社で取り扱っている車のほとんどは中古車ですが、同じ中古車リースでも車を使う頻度が高く、利用期間が長くなることがあらかじめ予想できる場合は、長期カーリースの利用がおすすめです。
そのなかでも、とくにおすすめなのが「MOTA中古車リース」です。
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契約期間は3年からとなりますが長期的に車を利用したい、できる限り月々の支払い費用も抑えて高品質の車を安心・安全で乗りたいと考えている人は、「MOTA中古車リース」をぜひご利用ください。

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