autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ジープ グランドチェロキー 試乗レポート

試乗レポート 2006/8/1 20:10

ジープ グランドチェロキー 試乗レポート

関連: ジープ グランドチェロキー Text: 松下 宏 Photo: 原田淳
ジープ グランドチェロキー 試乗レポート

3代目はHEMIエンジンも搭載

ジープブランドの最上級モデルに位置するのがグランドチェロキー。軍用車のウィリスMBの時代から数えると60年を超えるジープの歴史の中で見るとグランドチェロキーの歴史は比較的新しく、初代モデルが発売されのが1992年。今回のモデルは6年振りに登場した3代目に当たる。

今回のグランドチェロキーはジープブランドの伝統を受け継ぐフラッグシップモデルとして、ジープのコアなアイデンティティーを確保するとともに、伝統のオフロード性能に加えて飛躍的に向上したオンロード性能を備えるのが特徴。従来のモデルに比べて一段と進化したプレミアムSUVならではの高い快適性や先進装備を備えている。

4WDシステムは進化したクワドラトラックIIと電子制御トランスファーを持つクワドラドライブIIの2種類が用意され、搭載エンジンもV型8気筒の4.7Lのほかに5.7LのHEMIエンジンも搭載された。

走行面、外観はジープらしさがそのまま

ボディサイズは従来に比べてひと回り大きくなった。全長が130mm、全幅が20mm、ホイールベースが90mm長くなり、堂々たるサイズのオフロード4WDになった。ボディの拡大は悪路走破性を考えると必ずしも良いことばかりではないが、アプローチアングルやデパーチャーアングル、ランプブレークアングルなどはしっかり確保され、高い悪路走破性を発揮する。

外観デザインはジープの伝統を受け継ぐもので、縦型のスリットの入ったフロントグリルや丸型のヘッドランプなどはいかにもジープらしい部分となる。テールランプは大型化されクリアレンズが使われている。

インテリア回りはツートーンの明るいイメージが特徴。ボディサイズが拡大されたこともあって居住性が改善され、座り心地の良い新設計のシートが用意される。リヤシートは分割可倒式で、乗員と荷物に応じて自在な使い勝手を発揮する。

HEMIエンジン搭載で、さらにパワフルに

4WDシステムはラレード用が従来のものを進化させたクワドラトラックIIで、センターデフ式フルタイム4WDにブレーキトラクションコントロールシステムを備えたもの。リミテッド用はクワドラドライブⅡと呼ぶ電子制御トランスファーと3つの電子制御リミテッドスリップデフを持つ新開発の4WDシステムが採用される。

搭載エンジンはいずれもV型8気筒で4.7Lと5.7Lで5速ATと組み合わされる。5.7Lは300Cにも搭載されたクライスラー伝統のHEMIエンジンで、240kW/500N・mの圧倒的なパワー&トルクを発生する。ぬかるみや急坂など荒れた路面でも低速域から発生する力強いトルクによって確かな走破性を示してくれる。

サスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン式の独立懸架になり、リヤは5リンクコイルを採用するが、ともに十分なサスペンションストロークを確保することで、荒れた路面での高い追従性を発揮する。さらに最新の4WDシステムにより、3輪が浮いた状態からの脱出も可能なのが特徴だ。

ジープさを求めるならば“リミテッド”がお勧め

グランドチェロキーはボディサイズが拡大されて快適装備の充実度も高まったため、価格帯もかなり上昇してきた。ベースのラレードは451.5万円と400万円台にとどまるが、4.7リミテッドは525万円、5.7リミテッドは588万円の設定だ。ただ、このクラスのライバル車であったディスカバリーが、3代目モデルになってさらに高めの価格帯に移行したため、現在の状況ではグランドチェロキーの割安感が際立つ感じになった。

お勧めグレードはリミテッド。やはり新しい4WDシステムのクワドラドライブIIを採用する点がお勧めのポイントだ。クワドラトラックIIでも相当なものだが、最新版4WDシステムの悪路走破性は本当にすごい。悪路やオフロードを走る機会がないというならともかく、ジープらしさを求めるなら断然リミテッドがいい。 当面は5.7Lエンジンを搭載したHEMIが良く売れるかも知れないが、長期的には4.7リミテッドのほうが良く売れるだろう。170kW/410N・mの動力性能も十分にボディに見合ったもので、走りの性能に不満はないからだ。

筆者: 松下 宏

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■下取り相場は調べられましたか?
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一件好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■買取専門店にお願いするのも一つの手
買取専門業者は様々なメーカー・年式の車種、また改造車や希少車でも適正価格で転売するノウハウを持っているので、よりディーラー下取りより高く買い取ってもらえる可能性が高いといわれています。一括査定サービスを利用すれば、同時に複数の買取店に査定を依頼できるので便利です。
■【Ullo(ウーロ)】の一括査定なら翌日18:00に査定結果をお届け!
オートックワンの一括査定サービスUllo(ウーロ)ならお申し込みの翌日18:00に、複数買取業者からの査定結果をお届けします。さらに、よく一括査定で聞く、しつこい営業電話などは一切なし。
申込んだら「いつの間にか」査定が終わっています。

ジープ グランドチェロキー の関連編集記事

ジープ グランドチェロキーの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ジープ グランドチェロキー の関連編集記事をもっと見る

ジープ グランドチェロキー の関連ニュース

この記事にコメントする

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
オートックワンのおすすめ特集
編集企画(パーツ・用品)PR