女性必見! 新型ヴェゼルは見た目だけじゃない! 世界初のエアコン機能が超絶快適だった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
2021年4月にも発売予定のホンダ 新型ヴェゼル。カッコよくなった外観や室内のデザインが話題を呼んでいるが、実は世界初となるエアコンの新機能が採用されたことにも注目しておきたい。ちょっとマニアックな視点ではあるが、よく考えて欲しい。クルマのエアコンってかなり重要な機能じゃないですか? そこで今回は新型ヴェゼルの凄すぎるエアコンの機能をご紹介する! 特に女性の方、必見です!
直感的に使いやすいデザインに
本題に入る前に新型ヴェゼルの車内を簡単に見ていこう。
初代モデルはナビやエアコンパネルといった操作系が運転席側にオフセットされた、どこかスポーツカーのような雰囲気を放っていた。
個人的にはかなりお気に入りの一台であったのだが、新型ヴェゼルはオーソドックスな水平基調デザインに。聞けば、ユーザーから助手席側から操作しづらいという意見から、新型ヴェゼルの車内デザインは見直されたのだという。
先進性より使い勝手を優先
加えてエアコンパネルを新旧モデルで比べてみると、初代モデルは静電式パネルを採用していたのだが、新型ヴェゼルはスイッチ式となっている。水平基調デザインやスイッチ式のエアコンパネルなど、新型ヴェゼルは直感的に使える工夫がなされているというワケだ。
一見すると基本コンポーネンツを共有しているフィットとそっくりなイメージだが、実際に乗って触ってみると、大幅に高級になっているのだ。それはダッシュボードに使われているソフトパッドの質感であったり、前後シートのクッション性などである。そして最大の特徴は今回の本題でもあるエアコンであるのだ。
包み込まれる感覚!? やさしい風がキーワード
前置きが長くなってしまったが、今回取り上げるのは世界初採用となるエアコンの機能である。フロントには全部で4つの吹き出し口が備わっており、ここまではなんの不思議もない。
ところが運転席/助手席の窓側に設置されている吹き出し口になにやら見慣れないダイヤルが装着されてることに気が付く。じつはこれこそが世界初機能の秘密であるのだ。
乗員すべてが快適に!
このダイヤルを調整すれば風を3段階左右それぞれで調節が可能。3つのモードを便宜上勝手に名前をつけて解説する。身体に直接風が当たる直撃モード、風を遮断するシャットアウトモードとここまではフツーのクルマと同じ。それに加えて身体に直接風を当てない快適モードという3つのモードが設定されているのだ。
快適モードはいわば高級家庭用エアコンのように直接風を当てずに、車内を包み込むように空調を効かせるというイメージだ。
例えばドライブをしていて、運転席と同乗者間で温度の好みが大きく違うことから、温度を下げる・上げると言い争いになった経験をお持ちの方も少なくないはず。いくら左右でそれぞれ独立して温度調整ができるデュアルエアコンを備えていても、なかなか上手い具合にはいかない。そんな時にこの“快適モード”は非常に有効なのだ。
>>操作が簡単なのも嬉しいポイント! エアコン新機能はこのダイヤルで一発OK
乾燥の心配なし! 新型ヴェゼルは“家感覚”で使える
実際に新型ヴェゼルに乗って快適モードを試してみると、車内の外側から包み込まれるようなイメージで、いわば“やさしい風”に包まれるような感覚なのだ。
その場に居合わせた女性にも感想を聞くと「これならば肌の乾燥を気にせず、家と同じ感覚でエアコンを使えるのは嬉しい」という意見も。こればっかりは暑がりな男性(筆者のことだ)には理解しづらいモノだが、男女ともに好印象ということは間違いない。
もちろん夏場など、今すぐにでも冷風に当たりたい時は直撃モードにスイッチでできるのでご安心を!
新型ヴェゼルは大きく変わったエクステリアや高級感マシマシの車内に目が行きがちであるが、このエアコンこそ新型ヴェゼルの魅力なのである。
空調で喧嘩したことのあるひと、あるいは直撃モードを好まない人などは、ぜひ実車で試して欲しい機能だ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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