ホンダ 新型ステップワゴンのカスタマイズ総仕上げはボディの「美」のキープ！(2/2)
- 筆者： 今井 優杏
- カメラマン：茂呂幸正
セルフクリーニング効果＋ボディカラーを濃く見せてくれる優れもの！
そして、今回ステップワゴンに施したのは『プレミアム グラスコーティング ハイドロフォビック』という、まさに親水性のいいところと撥水性のいいところを兼ね備えたボディコート。専門的なことを言えば、コーティング剤のガラス被膜の中に“撥水基”という素材が多く入っているために、水をコロコロはじくきながらサラサラと水が流れ落ちるようになっているのだそうだ。撥水タイプなのだが、ウォータースポットが出来にくく、サラサラと流れ落ちるので、水をかけるとそれだけで汚れが落ちるという、セルフクリーニング効果がある。
この『プレミアム グラスコーティング ハイドロフォビック』のガラス系被膜は「ポリシラザン」という原料を使用している。この「ポリシラザン」は他のメーカーで使われるガラス原料とは異なり三次元で被膜を形成し、その被膜は強靱で深みのあるボディカラーを見せるという特性もあるのだとか。
神田「例えるなら、手のひらですくえば透明な水なのに、海は青く見えるというのと同じですね。」
う～ん、コーティングも海のように深いノウハウがあるんですね！
コーティング後のお手入れ方法にちょっと待った！間違った知識はもったいない！
さて、『プレミアム グラスコーティング ハイドロフォビック』を纏ったステップワゴン、本当に美しく仕上がった。このあとのキープはどうしたらいいのか尋ねると、なんと“水洗い”で充分なんだとか。
神「よく、効果を長持ちさせるためにガソリンスタンドでワックス洗車を選ぶ人がいるんですが、無駄です。7万円のコートの上に、1500円のワックスをかけてももったいないだけ。コーティングはヤワではないので、水洗いで充分です。」
ただし、付属のメンテナンスキットを使い、シャンプーで油膜を落としたり、ミラーの下なんかに出来る水垢は専用クリーナーで落とすなどのメンテナンスはコーティングをより長く楽しむために必要だ。
また、こまめに洗車することで、汚れの沈着も防いでくれる。 コーティングをしたから放置、ではなく、高価なコーティングをしたからこそ、軽いメンテナンスを継続させるのがポイントだそうだ。
カタログだけではわかならい魅力を手に取ってわかったこと
さて、今回の連載では本当に色々なアフターパーツを付けていただいた。
種類が豊富なのは知っていたけど、カタログだけでは分からない魅力を手に取って試せたことで、ツルシのクルマも驚くほど快適に生まれ変わらせることが出来たのは興味深かった。
長い時間を家族と過ごすミニバンだからこそ、快適空間づくりに信頼の純正部品を是非チェックしてみて欲しい。
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