ホンダ S2000 試乗レポート

ホンダ S2000 試乗レポート
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よりスポーツカーとしての精度をブラッシュアップ。

速さ以外の何かをデビューから約2年半の時を経て、初のマイナーチェンジが施されたホンダS2000は、手に入れた。

特にダイナミック性能面に関しては、確かさがだいぶ増している。もっとも以前のモデルも確かではあったが、それは極めてシチュエーションを限定するものであり、ドライバーに高いスキルを容赦なく要求し、それに応えた時のみ得られるものであった。その意味では、逆にマイルドになったと表現することもできるだろう。

しかし、大切なのはあくまで確かさである。以前の仕様は限界点こそ高かったが、前後重量配分の良さや重量物を中心に集めたことなどによるヨー慣性モーメントの小ささが、シビアな方向に働いていた。

それが今では、しなやかな足を得たことで、操作におけるシビアな部分が緩和された。

これによって修正舵に対する要求も比較的寛容になったといえる。さらに時間軸が長く、舵に求められるものも寛容になったため、ドライバーはゆとりをもって姿勢を操り、望む方向へと変化させやすくなった。当然スイートスポットも広がったのだ。

そして大切なのは、こうした一連の動きの中で、時間軸の延長によりクルマの動きの確かさが味わえるようになったこと。ボディの動きが手に取るようにわかり、よってドライバーはよりクルマと一体となれる。速さ以外の価値がしっかり築き上げられたのである。

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河口 まなぶ
筆者河口 まなぶ

1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る

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