ホンダ、次期高級セダン 新型「レジェンド」[2014年中発売予定]搭載の先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を発表
- 筆者:
- カメラマン:Honda レポート:オートックワン編集部
センサーはミリ波レーダーと単眼カメラの2つ
ホンダは2014年10月24日、新たな安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を発表した。2014年中に国内で発売予定の新型高級セダン、次期「LEGEND(レジェンド)」を皮切りに、順次市販モデルへと展開をすすめる。
Honda SENSING(ホンダ センシング)の仕組みは、フロントグリル内に設置した「ミリ波レーダー」と、フロントウインドウ内上部に設置した「単眼カメラ」という、特性の異なる2種類のセンサーで構成される。
ミリ波レーダーはさらに性能を向上。対象物体の位置や速度だけでなく、検知が難しいとされてきた電波の反射率が低い歩行者まで検知対象を拡大した。
また単眼カメラは、車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性、大きさなどを識別。より精度の高い認識を可能とした。
これらのセンシングデバイスの大幅な精度向上により、これまでの運転支援システムに世界初の「歩行者事故低減ステアリング」など、新たに6つの機能を追加した。
多機能化に合わせてデータの処理能力も向上させた。周囲の状況に加えて、ドライバーの意思と車両の状態を認識し、ブレーキやステアリングなどの車両各部を協調制御。車速・車間制御と車線維持支援制御の双方において、通常走行時から緊急時のリスク回避までの運転を支援する。
[参考]Honda全方位安全システム・高速道路自動運転システム
ホンダではこのほかに、9月に北米デトロイトで開催された「第21回ITS世界会議デトロイト2014」[ITS=Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)]で発表したHondaの最新「コネクティッドカー技術(ネット接続型自動車技術)」と「自動運転技術」のデモンストレーションを改めて紹介した。
デトロイトでのデモンストレーションでは、クルマと歩行者・自転車[V2P/B(Vehicle-to-Pedestrians/Bicycle)]、クルマと二輪車[V2M(Vehicle-to-Motorcycle)]の通信技術を含む最新のV2X技術[Vehicle-to-X]を紹介。運転中に運転継続が何らかの理由で困難になったドライバーのクルマを、別のクルマが無線でけん引していくホンダ初の技術「バーチャルけん引」も発表されている。これらを「全方位安全システム」としてまとめた。また現地では「高速道路自動運転システム」のデモンストレーションも実際の公道で行われている。
これらの詳細については、画像も併せてチェックして欲しい(クリックすると拡大します)。
ホンダでは「Safety for Everyone」を国際スローガンに掲げ、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の展開などを通じて、二輪車や四輪車のみならず、道を使う全ての人が安心して暮らせる「事故に遭わない社会」の実現を目指す。
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