特徴的な大型モニター搭載車3選! 超横長モニターや湾曲ディスプレイを採用したしたモデルなどを紹介

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スピードメーターやタコメーターなど、クルマには情報を表示するインパネが装着されている。必要最低限のインパネから、大小多数のメーターが並び、整列したスイッチやボタンなどでまさにコックピットのようなモデルまで種類は様々。そんな中、近年では、物理的なボタンやスイッチを極力少なくし、大型のモニターに集約させるインパネが増えている。そこで今回は、特徴的な大型モニターを採用する3車種を紹介する。

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  1. ホンダ初の電気自動車は5スクリーンを備える
  2. 新型キャデラックにはなんと湾曲したディスプレイが!
  3. 縦長ディスプレイから一転、新型モデルSでは横型に変更

ホンダ初の電気自動車は5スクリーンを備える

1台目に紹介するのは、ホンダが2020に発売を開始した丸型ライトや凹凸が少ないボディパネルが特徴のコンパクトな電気自動車「Honda e」。

インテリアは出っ張りや物理的なスイッチを極力少なくし、インパネに5つのスクリーンを水平に配置。5スクリーンには、デジタルミラーモニターが2つ、運転に必要な情報を表示するモニターが1つ、ナビやエンターテイメントを表示する画面が2つという構成になっている。この中央と助手席前の2つのスクリーン「ワイドスクリーン Honda CONNECT ディスプレー」はタッチパネルになっており、直感的な操作が可能。

12.3インチスクリーンを2画面並べ、ナビやオーディオ、エンタメなど、さまざまな画面表示をするとともに、多数の操作を同時に行う「マルチタスク機能」を装備するほか、四季の壁紙やスマホの音楽アプリにより、画面表示を自分好みに変更することも可能となっている。

そのほか、停車中や充電中などには、アプリセンターからダウンロードできる水槽アプリで画面を「電子アクアリウム」に変えることができ、魚たちにエサやりができるエンタメ機能なども備わる。

新型キャデラックにはなんと湾曲したディスプレイが!

次に紹介するのは、2020年11月20日(金)から日本でも販売を開始したキャデラック 新型エスカレード。

世界中のセレブにも愛用者が多いキャデラックのフラッグシップSUVのインテリアで一際目を引くのは、自動車業界初となる湾曲型OLED(有機EL)ディスプレイ。対角線の長さが38インチ(約96.5センチ)と、その巨大なボディの迫力にも負けないサイズとなっている。

モニターは、3つのスクリーンで構成され、ドライバーの左側に、対角線の長さが7.2インチ(約18.2センチ)のタッチ操作パネル付きドライバーインフォメーションセンターを備え、ステアリングの奥に対角14.2インチ(約36センチ)のクラスターディスプレイを配置。さらに、ドライバーの右側には、対角16.9インチ(約42.9センチ)のインフォテインメントスクリーンを装備している。

紙のように薄いOLEDの特性を活かし、湾曲させることで最適な視認性を確保。また、乱反射の少なく鮮やかな色や画質により、メーターフードを必要としないのも大きな特徴だ。

縦長ディスプレイから一転、新型モデルSでは横型に変更

最後に紹介するのは、2012年にテスラの最高級スポーツサルーンという位置付けデビューした「モデルS」。2021年1月には内外装デザインを改良したほか、0-100km/h加速2.1秒をマークする最上級モデルPlaid+を新設定するなど大幅なレベルアップがなされた。

テスラではこれまで、エントリーモデルのモデル3を除いて縦型ディスプレイが基本装備されていたが、新型モデルSでは、横型に変更となった。

この横型モニターは17インチシネマティックディスプレイと名付けられ、2200×1300という超高解像を誇る。左右に傾けられる機構を備えたことで、ドライバーごとに好きな角度に設定が可能になったのは嬉しいポイントだ。

近年ではモニターの大型化を始め、進化の度合いが加速する車内インフォテインメントシステム。これからもどんな驚くようなシステムが登場してくるのか? 今後の車内インフォテインメントシステムの発展に注目していきたい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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451万円495万円
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キャデラック/エスカレード
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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