ホンダ 新型シビックタイプRは”ホンモノ”のスポーツモデルだった!(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂 幸正
タイプRを買ったら絶対に一度はサーキットを走るべし!
楽しい!と調子に乗って攻めていると、タイヤも減りますワな。初級程度のテクニックなら減りも無視していいレベルながら、上達すればドンドン減る。サーキットを走るなら、減っても良いようなタイヤを用意しておくといい。大径の20インチ(245/30ZR20!)標準タイヤは超高価。サーキット走行用のタイヤより減りやすいし。
実際に走った感じは、既に公開中の動画の方が解りやすいと思う。百聞は一見にしかずというヤツです。言葉でサーキットインプレッションを書いたって伝わらない!?
とにかくエンジンもマニュアルトランスミッション(2速へのシフトダウンのみ少し慣れが必要)も、ステキである。
新型シビックタイプRを買ったら、一度はサーキットを走って欲しい。
一般道でも楽しく、しかも上質なのは”ホンモノ”の証し
続いて一般道でも新型シビックタイプRを試してみる。
サーキットを走って楽しいクルマといえば、アシが固くて乗り心地が悪そうなイメージを持つことだろう。されど新型シビックタイプRに関して言えば、全く問題無し。乗り心地の悪さを覚悟すると、むしろ柔らかくて驚くと思う。この味、ドイツ車などと同じく「ホンモノ」の奥行きを持つ。良質なダンパーがもたらす乗り心地の上質感と言い換えてもよかろう。
スキーでもゴルフクラブでも自転車でも、高価で優れた性能を持つ「道具」は、基本的にしなやかさと剛性感と適度のダンピング性能を持つ。クルマも同じ。新型シビックタイプRに乗ると、誰でも運転が上手になったと感じることだろう。
嬉しいことにアイドリングストップや、ヒルスタートアシスト機能が標準で付く。坂道発進はサイドブレーキを使わなくてOK。クラッチミートに失敗してエンストしたって、クラッチ踏むだけでエンジン掛かる。マニュアル車の弱点をカバーしているので、慣れない人でもストレスなく運転を楽しめると思う。
[レポート:国沢 光宏/Photo:茂呂 幸正]
【国沢吠える】ホンダ 新型シビックタイプR サーキット全開走行動画
ホンダ 新型シビックタイプRの主要スペック
ホンダ シビックタイプRの主要スペック | |
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車種名 | ホンダ シビック |
グレード | TYPE R |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6MT |
価格(税込) | 4,500,360円 |
JC08モード燃費 | 12.8km/L |
全長 | 4,560mm |
全幅(車幅) | 1,875mm |
全高(車高) | 1,435mm |
ホイールベース | 2,700mm |
乗車定員 | 4人 |
車両重量(車重) | 1,390kg |
エンジン | 水冷直列4気筒横置 |
排気量 | 1,995cc |
エンジン最高出力 | 235kW(320PS)/6,500rpm |
エンジン最大トルク | 400N・m(40.8kgf・m)/2,500~4,500rpm |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
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