ホンダ アコード & アコードツアラー 新型車解説(2/3)
- 筆者:
- カメラマン:本田技研工業株式会社
ブラッシュアップされたそのスタイリングとは
今回の新型アコード/アコードツアラーのポイントは、何と言ってもフルモデルチェンジであるということだ。
エクステリアデザインを見れば、セダン(全長4,730×全幅1,840×全高1,440mm)は全体的に先代フォルムのイメージを継承しつつも、より高速移動体として相応しいプロポーションを形作る。
顔となるフロントフェイスは、特徴的なヘッドライトをメインに、グリルも先代の1本バーから3本バーへ変更。さらにはフォグランプ周りの形状にも手が加えられており、先代よりも若干まとまった感が出てきている。またリアビューの変更も行っており、リアランプのキレ長のデザインが効果的なのかスッキリとした表情を見せ、フロントフェイスとしっかり連動しているといった印象を受けた。
一方、お気づきの方も多いと思うが、従来のアコードワゴンの“ワゴン”を改め、“ツアラー”(全長4,750×全幅1,840×全高1,470mm)という名称が与えられ、よりスポーティ感漂う欧州テイストのデザインを魅せてくれる。
なぜ“ワゴン”から“ツアラー”へ名称変更をしたのか。それは、これまでの“ワゴン”=“積載”というだけの観点を壊し、新たに欧州のツーリング・ワゴンのように、積載+“ドライビング・プレジャー”も備わるそんな存在にしたかったからだという。
“ツアラー”、特にそれを感じられるのはサイドからの眺めである。走ってもいないのに走る姿を想像したくなってしまうほどの、美しくスタイリッシュな流れを組むツアラーデザインは、正直いつまでも見ていたくなってしまう程だ。リアビューの眺めも抜群。睨みを利かせたテールランプが、ステーションワゴン特有のボテッとしたリアビューをかき消し、見事に調和の取れたスタイルを見せてくれる。最近の日本のステーションワゴンにない、久々に格好良いワゴンタイプのクルマを見せてもらった気がする。
そしてインテリアに関してはセダン、ツアラー共に同じである。左右インパネからセンターパネルへかけて流れ落ちるような大胆なデザインが特徴的だ。インパネ素材もパウダースラッシュ製法と言われる技術を用いて作られており、高密度でしっとりとした感触をもつ軟らかさが特徴のインパネとなっている。こちらは是非ご自身で触って確かめてみることをオススメする。
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