2021年10月デビューのレクサス 新型NXを新旧比較! LEXUS車がここから大きく変わるらしい!?

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レクサスは2021年10月に新型「NX」を正式発売する予定だ。次世代レクサスの幕開けを象徴する第1弾モデルと位置付け、デザインを刷新。レクサスが世界に先行する電動化技術をさらに推進させ、新開発プラットフォームやレクサス車初のPHEV(プラグインハイブリッド)モデルを設定するなど、話題も豊富だ。ここで改めて2014年登場の初代NXを振り返りつつ、写真と共に発売目前の新型NXをおさらいしてみよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 大ヒットした初代NXのイメージを継承しながら、より上質なイメージに進化した新型NXのエクステリア
  2. 内装に新たなコックピット思想「Tazuna Concept」を市販車で初採用した新型NX
  3. レクサスの電動化ビジョンに基づき、初のPHEV(プラグインハイブリッド)モデルも登場する

大ヒットした初代NXのイメージを継承しながら、より上質なイメージに進化した新型NXのエクステリア

まずTOPに新旧のレクサス NXの写真を並べてみた。新型NXは全てのデザインが刷新されていながら、ちゃんと“新旧”であること、初代との歴史のつながりが込められた秀逸なデザインであることがわかる。皆さんはどのように感じられただろうか。

新型NXは、レクサスの新世代デザイン戦略の第一弾モデルとしての役割も担っている。つまりこのデザインを通じて、今後のレクサス新型車も占うことが出来るという訳だ。

より有機的で艶やかなボディラインに生まれ変わった新型NX

レクサス 初代NXは、サイズアップにより空白になったミディアムクラスのSUVとして2014年にデビュー。初代にしてRXと並ぶ大ヒットモデルとなった。好評だった初代のデザインイメージを継承しつつ、新型ではフロントのスピンドルグリルからリアフェンダーに向かう立体感をさらにアップし、よりダイナミックなエクステリアデザインとした。

リアでは、従来のL字ロゴに代わり、LEXUSの文字ロゴに刷新し、一文字ランプに加え、左右のL字型ランプを独立させたことで、従来のレクサス車とは大きく印象を変えている。

ボディサイズは全長4660mm×全幅1865mm×全高1640mm、ホイールベース2690mm。従来モデルに対し全長、全幅で+20mm、全高で+5mm、ホイールベースで+30mmがそれぞれ延伸された。後席の足元空間や頭上空間も拡大し快適性も向上させているという。

初代と新型の画像を見比べてみると、前傾姿勢のスポーティな基本フォルムは受け継ぎながらも、有機的で艶やかな面構成となっていることがわかるだろう。

内装に新たなコックピット思想「Tazuna Concept」を市販車で初採用した新型NX

新旧レクサス NXの内装についても見比べてみよう。新型は、センターの大型ディスプレイがまず目をひく。パネル面がドライバー側に向いており、視認性は高い。

市販モデル初となる新たなコックピット思想「Tazuna Concept」を採用し、操作系を一新させた。手元操作とボイスコマンドにより、視線移動させずに機能や表示の切り替えが可能となっているのが大きな特徴だ。

初代NXでは、シフトそばにノートPCのようなタッチパットで手元操作が可能なリモートタッチ」が備わっており、やはり手元への目線移動なしに操作が可能な配慮が施されている。こうした安全思想は新旧でも継承されているようだ。

レクサスの電動化ビジョンに基づき、初のPHEV(プラグインハイブリッド)モデルも登場する

新型NXは、新プラットフォームの採用と合わせ、パワートレインのラインナップも一新された。

中でも、レクサスの電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、レクサス車初のPHEV(プラグインハイブリッド)が設定されたことが大きな話題となっている。バッテリーの総電力量は18kWhで、クラストップのEV(電気自動車)走行可能距離と十分なパワーを持つ。

ほかにも新開発の2.4リッターターボ+AWD、直4 2.5リッターハイブリッドなど、全部で6つの豊富なパワートレインを用意する。

初代NXでは、新開発の2リッター直噴ターボエンジンを搭載した。2リッターターボの活発なキャラクターは、新世代レクサスSUVの若々しいイメージともマッチしており、レクサス車が得意とする2.5リッターハイブリッドとともに好評を博した。

いよいよ10月初旬には正式デビューを迎える予定のレクサス 新型NX。新生レクサス第一弾として、初代同様に世界で旋風を巻き起こすか注目が集まる。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

レクサス/NX
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新車価格:
485万円772.5万円
中古価格:
179.9万円971.1万円

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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