ステップワゴン/エスクァイア/セレナを徹底比較 ~ファミリーに人気!Mサイズミニバン注目の3台~(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
ファミリー層のニーズを的確にとらえて売れ行きを伸ばした
商品の多くは、互いに競争しながら進化している。クルマもそのひとつで、特に競争の激しいジャンルがミニバンだろう。売れ筋は全長が4,600~4,700mm前後、全高が1,800mmを超えるミドルサイズの背が高い車種で、広い室内と運転のしやすさを両立させた。
具体的には、2015年4月に新型へ一新された「ホンダ ステップワゴン」、根強い人気を誇る「トヨタ ヴォクシー&ノア」、その上級版とされる「トヨタ エスクァイア」、そして定番の「日産 セレナ」だ。
これらの車種では標準ボディが5ナンバーサイズに収まるから(エアロパーツを備えたグレードは3ナンバー車)、運転がしやすいだけでなくイメージの面でも購入がしやすい。
背の高いボディによって、居住性はとても優れている。全高が1,700mmを下まわる「ホンダ ジェイド」、「トヨタ ウィッシュ」、「日産 ラフェスタハイウェイスター」などは、多人数乗車は可能ながら3列目は狭めになってしまう。その点で全高が1,800mm以上のミニバンなら、多人数で乗車しても快適だ。
そして3列目を畳むと自転車なども積めるため、積載性を重視するユーザーの間でも人気が高い。
特に近年では、自転車の積載を条件にクルマを選ぶファミリーユーザーが増えた。例えば、子供を自転車で学習塾に通わせ、授業中に雨が降り始めると、親がクルマで迎えに行く。帰宅する時に自転車も載せるというシチュエーションでミニバンが重宝するわけだ。
「ホンダ N-BOX」や「ダイハツ タント」といった背の高い軽自動車にも同様のニーズがある。
ファミリー層の生活に寄り添って堅調に売れているのが、背の高いミドルサイズミニバンといえるだろう。今回は「ステップワゴン」、「エスクァイア」、「セレナ」の3車種を比較してみたい。
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