【比較】ダイハツ ムーヴカスタム vs スズキ ワゴンRスティングレー どっちが買い!?徹底比較(1/3)

【比較】ダイハツ ムーヴカスタム vs スズキ ワゴンRスティングレー どっちが買い!?徹底比較
(左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー (左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー (左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー (左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー (左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー 画像ギャラリーはこちら

今は背の高い軽自動車が人気だが、機能的なバランスを考えると全高が1,600~1,700mmのタイプも見逃せない。ドアは横開き式だが開口部は十分に確保され、乗降性も良い。車内は広く、後席を含めて居住性は快適だ。コンパクトに畳む機能も備わり、荷室の容量は全高が1,700mmを超える車種には劣るが、子供用の自転車なら積むことも出来る。

価格はスライドドアの付いたタイプに比べて10~15万円は安く、車両重量も60~100kgほど軽い。JC08モード燃費も10%前後(3km/Lくらい)は向上する。だからファミリーでも使える軽自動車が欲しいと思ったら、まずは全高が1,600~1,700mmの車種を検討するのも良いだろう

(左から)スズキ ワゴンR スティングレー、ダイハツ ムーヴカスタム ハイパー

全高が1,600~1,700mmの軽自動車で、中心的な位置付けになるのが「ダイハツ ムーヴ」と「スズキ ワゴンR」だ。初代ワゴンRは1993年、初代ムーヴは1995年に発売され、20年以上にわたって軽自動車の世界を盛り上げてきた。

この内、ムーヴは2014年12月末にフルモデルチェンジを受け、6代目に一新されたばかり。そこで、宿敵のワゴンRと比べてみたい。取り上げるタイプはムーヴが「カスタム」、ワゴンRは「スティングレー」。いずれもエアロパーツを備えた上級シリーズで、ミニバンなどから代替えするユーザーにも人気が高い。内外装の造りもていねいで、質感を高めた軽自動車を象徴する存在でもあるだろう。

ダイハツ ムーヴカスタム vs スズキ ワゴンRスティングレー/エクステリア対決

両車のボディサイズを比べると、軽自動車だから全長は3,395mm、全幅は1,475mmと等しい。軽自動車の規格枠ギリギリの数値だ。

全高はムーヴカスタムが1,630mm、ワゴンRスティングレーは1,660mmでワゴンRが30mmほど高い。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は、ムーヴカスタムが2,455mm、ワゴンRスティングレーは2,425mmでワゴンRスティングレーが30mm短くなる。寸法については同等と考えて良いだろう。

ダイハツ ムーヴカスタム ハイパーダイハツ ムーヴカスタム ハイパーダイハツ ムーヴカスタム ハイパーダイハツ ムーヴカスタム ハイパーダイハツ ムーヴカスタム ハイパー
スズキ ワゴンR スティングレースズキ ワゴンR スティングレースズキ ワゴンR スティングレースズキ ワゴンR スティングレースズキ ワゴンR スティングレー
ダイハツ ムーヴカスタム ハイパースズキ ワゴンR スティングレー

フロントマスクのデザインは見た人によって印象が異なるが、ムーヴカスタムはLEDヘッドランプを装着し、この周囲を囲むようにLEDクリアランスランプを装着した。ムーヴカスタムRS/Xのハイパーになると、グリルとバンパーの下側にもLEDのイルミネーションが追加される。

一方、ワゴンRスティングレーのフロントマスクはディスチャージヘッドランプが備わり、中央には半透明のガーニッシュを装着。この部分にLEDを内蔵して光らせている。両車ともイルミネーションを充実させた。

デザインに関する機能では、視界の違いが挙げられる。ムーヴカスタムのサイドウィンドウの下端は、ワゴンRスティングレーに比べて20mmほど高い。そのために囲まれ感が生じる半面、小柄なドライバーはクルマに潜り込んだ感覚になりやすい。ムーヴカスタムもLサイズセダンなどに比べれば視界は格段に優れ、ボディが小さいから運転もしやすいが、ワゴンRスティングレーに比べると取りまわし性は少し見劣りする。

1 2 3 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ダイハツ ムーヴの最新自動車ニュース/記事

ダイハツのカタログ情報 ダイハツ ムーヴのカタログ情報 ダイハツの中古車検索 ダイハツ ムーヴの中古車検索 ダイハツの記事一覧 ダイハツ ムーヴの記事一覧 ダイハツのニュース一覧 ダイハツ ムーヴのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる