欧州テイスト満点!スポーツバック 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
ギャランフォルティスの、欧州向けに開発、先行発売されていた5ドアハッチバックのスポーツバックが、2008年12月より日本にも導入された。今回持ち込んだのは「ラリーアート」という、もっともスポーティなグレード。ハイパワーエンジンにTC(=ツインクラッチ)-SST、電子制御4WD、ACDなど、ランサーエボリューションゆずりの仕様を誇る。価格301万3500円。
スポーツバックという名前はつかないが、ハッチバックとなった現行インプレッサも、スポーツバックと同様の考え方のパッケージを持つモデルである。また、ギャランフォルティスと対比する意味でも適任者として持ち込んだ。 2008年10月に、グレード体系を拡充し、一部グレード名を変更するとともに、内外装の小変更と装備の充実を図った。今回は、WRXを除く最上級グレードである「2.0GT」(旧「S-GT」)を持ち込んだ。価格は262万5000円と、今回の中ではもっともリーズナブル。
そしてもう1台は、こちらも車名にスポーツバックと入っているアウディA3スポーツバックである。ハッチバックとアバント(=アウディでワゴンを意味する)のクロスオーバーである。A3というと、当初は3ドアハッチバックのみだったが、2004年に5ドアのスポーツバックが市場投入された。現在ではA3というとスポーツバックのみとなっている。 2008年秋のマイナーチェンジで、外装の小変更とグレード体系の見直しが行なわれた。価格は1.4TFSIが299万円、今回の1.8TFSIが359万円、2.0TFSIクワトロが443万円と、意外とリーズナブルであることも、今回取り上げた理由である。
日本でも、ひとつ下のBセグメントのハッチバック車はすっかり市民権を得ているが、今後は、すでに欧州で主流となっている、1クラス上のCセグメントのハッチバック車の注目度が、さらに増すことも予想される。中でも、ユーティリティとスポーティさを併せ持つ「スポーツバック」という選択肢に目を向けてみたい。
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