フィアット 500アバルト 海外試乗レポート(4/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:フィアット・グループ オートモービルズジャパン
欧州では既に納車待ち状態
兎に角楽しいクルマだ。試乗はフィアット社の全長20km強のテストコースのなかに、約4kmのコースを設定し、そこで行なわれた。 テスト時間は約1時間半あったが、走るのが楽しく、アッという間にテスト時間が終了してしまったほど。
コンパクトなボディにハイパワーエンジンを押し込むというのは、アバルトチューンの基本だが、さすがにこの手のクルマづくりは慣れている。何が楽しいのか、熟知しているクルマづくりに、すっかりハマッてしまった。
すでにアバルトはこの500アバルトをベースに、アセット・コルサというレース用マシンも製作しているが、初期の49台はアッという間に完売している。500アバルトも欧州での人気は高く、納車待ち状態。
気になる日本への導入だが、09年初めにはアバルト専売拠点を立ち上げ、進出してくる。車両価格は300万円を切る予定という。
ミニ・クーパーSのライバルになるイタリアン・ホットハッチの登場が待ちどおしい。
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