竹岡圭のドライブvol.1 アウディA3で川崎大師(2/3)
- 筆者:
- カメラマン:原田淳
「普段使い+αちょっとオシャレ
朝も早よから気合を入れて、これまたラッキーカラーの赤い服を身にまとい、颯爽とA3に乗り込んだものの、なぜだか空は雨模様。午後からは晴れるという天気予報を信じて、都内を南へ南へと向かう。
雨のせいもあって、そこら中で事故渋滞が発生していたけれど、オニューのお洋服のせいか、それともイライラを鎮める効果がA3にはあるのか、気分は爽快。焦らずのんびり寛ぎモードで幹線道路をそのまま進むことにしました。
A3もアウディらしくインテリアにアルミがあしらわれているのだけれど、エントリーモデルらしくカジュアルなテイストが漂っていて、普段使い+αちょっとオシャレというのがちょうどいい感じ。クールでシャープな雰囲気なんだけれど、スポーツカーのように気持ちが煽られるようなものではないから、ちょっとした寛ぎ感が得られるのかもしれませんね。
グレーの同色ステッチでまとめられた本革シートにしても、華美というほど豪華ではなくて、ちょっと肩の力が抜けた感じだから気楽に付き合えるって感じ。さらにボディがカッチリとしているから、身を委ねられるっていうのかしら…。守られ感=安心感があるのもポイント高いところです。
そしてコンパクトカーの基本もきちんと抑えられています。やっぱりコンパクトカーの魅力のひとつには、自分の手足感覚で運転できることっていう項目が、絶対にあると思うんですけど、A3の場合ハンドリングも、狙ったラインにスッとのせられて、非常にニュートラルな味わい。ステアリングの操舵力も、重すぎず軽すぎずと適切な感じ。ブレーキやアクセルのペダルフィーリングやレスポンスも、神経質すぎることもなく十分すぎるほどにコントローラブルで、スタート時の飛び出し感もなければ、停止時だってカックンブレーキになることもない。ちょっとラフに操作したところで、なんとなく合わせてくれちゃう感じの、ちょうどリニアに人間の感覚に合う感覚だから、ストップアンドゴーの繰り返しの都内の渋滞や、ヘタすると切り返しが必要そうな狭い道でも、ストレスなく走れるちゃうんです。
さらにさらに、この6速という細かな選択ができるAT! これが特筆モノ! 変速のショックも少ないし、選択の幅も細かいので、思わず余計にシフトしたくなるような絶妙のフィーリングなんですよ。もちろんDレンジに入れっぱなしにしておいても、まったくノープロブレムなんだけれど、MT派の人も頷けるクオリティレベルだと思うんですよね。
そして急にシフトダウンさせたいっ!って思ったときにも、よくあるようにシフトレバーをMTゲートに移動させてから…というような儀式は必要なく、ステアリングスイッチをポンと押せばシフトダウンできて、その場合はまた放っておけばDレンジに戻ってくれたりと、使い方も便利。簡単に言ってしまえば、ヘンなクセがなくて、とにかくとても運転しやすいクルマなんですよ。
おかげで川崎大師周辺の狭い参道もスイスイ散策できちゃいました。
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