竹岡圭のドライブvol.4 BMW 5シリーズで伊豆高原へ!(2/5)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.4 BMW 5シリーズで伊豆高原へ!
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ハイテクマシンと競うつもりはないけど・・・

次にクルマの選択です。「和と洋が入り混じった…」というお話を聞いてしまったこともあり、輸入車がいいんじゃないかしら?と思いつきました。そして、東京から伊豆へ向かうとなると、ツキものなのがワインディングロード!って、これこそいつもの道なので、非常に悩んでしまうところなんですが…、 迷った挙句にBMW545iを選択してみることにしました。

BMW545iといえば、電子デバイステンコ盛りのスパルタンなハイテクマシンです。この電子デバイスの威力が自分の実力とどれくらい違うのか(って、最初から競うつもりはまったくないけど)、じゃないですけど、いつもの道だからこそ、アクティブステアリングに代表される、電子デバイスの威力がわかりやすいと思ったんですね。

さて、お次はそんなBMW545iにピッタリと思われるタイヤの選択です。今月のキーワードはズバリ輸入車! このキーワードを元に探したら、ありましたよっ、ピッタリなのが。先月履いた横浜ゴムのDNAデシベルES501の先輩格、その名も「DNAデシベルユーロ」(わかりやすいっ)であります。

この「DNAdBEURO」の特徴は、(1)輸入車や国産ハイパワーサルーンなどに最適なマッチングを示す、(2)その名の通り、静粛性と運動性能の両立が図られている、(3)大きいサイズが豊富である、(4)実用燃費の向上を目指し、お財布 に優しい性能を持っている、などなど。ねっ!BMW545i in 伊豆高原にピッタリでしょう。

そして最後の最後にサイズの選択というワケなんですが、実はBMW545iは、すでに245/40R18というビッグサイズを履いているんですね。そして、実は標準装備として、ランフラットタイヤを履いているんです。となると、ランフラットタイヤをいわゆる普通のタイヤに履き替えたらどうなるのか?という興味が湧いてくるってもの。というわけで、サイズはそのままで行くことにしました。(ランフラットタイヤ以外に履き替える場合は、スペアタイヤの有無の確認を忘れずに!)

準備ができたので、まずは目的地の設定。ナビの名称検索から「伊豆高原」と入力 してみます。入力はタッチパネルだから、初めてでもスピーディ。しかも7V型ワイドディスプレイだから、ボタンも大きいし。さて、検索結果は……。なんと、「伊豆高原」に関連する施設がズラリ。この「CN-HS400D」に搭載されている「まかせてサーチ」は、名称の一部が一致するだけで、結果を表示してくれるんです。こ れなら、施設名の一部だけしか覚えていなくても大丈夫だな、って思いました。そのリストからキーワードやジャンルで並び替える「ハイブリッド検索」も搭載されてい ますが、今回は「とりあえず伊豆高原」なので、リストから適当に選んで目的地を設定しました。

さてと、いよいよドライブの始まりです。まずはお馴染み、都内のトロトロ渋滞からスタートするわけですが(これって、都内に住んでいる限り仕方ないんですね)、そんなトロトロ速度でも「きっとこのクルマはきっと速いんだろうな。それもメッチャクチャ速いんだろうな~」という確信に近い予感や期待感を、強く感じさせられちゃいました。

そして、いざ高速道路に突入したら、それは確信に変化。まず、アクセルペダルを踏み込んだときのエンジン音!「ここはドイツのアウトバーンか?」なんて一瞬錯覚するくらい、その気になっちゃうサウンドなんですよ。そしてアクセルペダルのレスポンスも、ちょっとシビアに思えるほど、リアル感たっぷり。マシンという言葉がふさわしいほどの、ドヒャ~ッという加速感とコントロール感なんです。反面ブレーキは、初期の効き方が少々強くて、慣れるまでは若干スイッチのような感覚が残ってしまうところもあるのですが、ガッチリボディと合わせて、言わばレーシングマシンのような感覚と言えばわかりやすいでしょうか…。

そして、早速この高速で、デシベルユーロの威力がビッグに発揮されることになりました。実は、BMW545iのランフラットタイヤは、少々固い印象のタイヤなんですね。ランフラットタイヤというのは、パンクしてもある程度の距離を走れるタイヤなわけですから、サイドウォールなどの剛性が高いぶん、乗り心地の面ではどうしても固くなってしまいがちなんです。

またスポーティサルーンであるBMW545iは足まわりもシャープに締めて作りあげられているために、運動性能的には抜群なんですが、乗り心地的にはどうしてもゴツゴツとした固さが残ってしまっていたんです。そこを上手くブラッシュアップしてくれたのが、デシベルユーロというわけ。ドッシリとした直進安定性などはそのままに、車内に伝わってくる乗り心地は、ずいぶんとマイルドなハイレベルな高級サルーン的なものになりました。長距離を移動するとなれば、この違いは格段の差となって現れるのは、間違いありません。

そして「CN-HS400D」もドライブをしっかりサポート。高速道路に入るときは、入 口を立体的なイラストで表示してくれるし、複雑なジャンクションでの分岐も、実際 の看板と同じ文字が画面表示されるので、迷うことなくスイスイと通過できました。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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