竹岡圭のドライブvol.8 秋の味覚を満喫!勝沼「ぶどう狩り」の旅へGO!(4/5)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.8 秋の味覚を満喫!勝沼「ぶどう狩り」の旅へGO!
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あっという間に目的地に到着!

というわけで、勝沼に向けてイザ出発!です。まずは都内から中央道を目指します。でも実は、今回はちょっと不安だったんです…。ここだけの話「ジャイロセンサーが付いてないナビちゃんって、超方向音痴の私の相棒になるんだろうか…」ってかなりビクビクしていたんですよ。ところが、今のナビってすごいんですねぇ。多少高速道路の陰に隠れても、ビシッと自車位置を表示してくれるじゃぁないですかっ!これなら、山道で迷うこともなさそう!と安心してアクセル踏み込んじゃいました。

このアクセルを踏み込めるのも、タイヤのおかげです。さすが「オフロードのヒーローをハイウェイスターにするタイヤ」っていう、キャッチコピーがついていただけのことはあるって感じで、ホント高速の乗り心地がいいんですよ。オマケにとっても静か。オフロードもOKのクルマにつけるタイヤって、ロードノイズが大きいものが多いんですけど、静粛性がビックリするほど高いんです。これなら、ロングドライブだって、快適快適。お友達とワイワイおしゃべりしながらクルージングできちゃいます。

そして、トゥアレグも、本格オフローダーとしての性能を兼ね備えてるとは思えないほど直進安定性も高いし、ハンドリングもビックリしちゃうくらいナチュラルなものなので、アップダウン&そこそこのコーナーが続く中央道も、思わず攻めたくなっちゃうくらい、グイグイ行けちゃうんです。

オマケにエアサスペンション搭載車なので、サスペンションの硬さをスポーツ→オート→コンフォートと調整して比べてみたり、高さも調整してみたり…。などとみんなで乗り比べている間に、あっという間に勝沼へ到着。楽しい旅って、本当に時間があっという間に感じますよね。

さて、勝沼へ到着したら、まずは、念願のぶどう狩りへと出発です。しかし、ぶどうロード?と言いたくなるほど、ぶどう園がズラリと立ち並んでいます。なんでも、こんな景色は日本だけとか…。

外国の場合、ぶどうの生産の8割がワイン用で、生食用はたった2割なんですって。日本は10割が生食用なので、ぶどう狩りなんていうシステムがあるんですね。ということは、裏を返せば、日本のぶどうを使ったワインは、すべて生食用のぶどうで作ってるということ!日本のワインって実は贅沢品だったんですねぇ。

というわけで、本当にた~くさんのぶどう園の中から全天候型の「グレパーク」をチョイス。多くの観光ぶどう園が、食べ放題に時間制限を設けている中で、グレパークは時間無制限なんですよ。これならゆっくりと、ぶどうを味わうことができますからね(食いしん坊の私)。

「今の時期は、甲州ぶどうと甲斐路がメインですね」とはぶどう園の方。このグレパークでは、全部で4~5万房の20種類のぶどうを作っているそうですが、7月下旬のデラウェアに始まり、11月初旬の甲州ぶどうと甲斐路まで、季節によっていろいろなぶどうが味わえるんですって。「もう少し前なら、ベリーAっていう、もっと糖度の高いヤツもあったんだけど、この前全部取っちゃったからなぁ~」とのこと。世界の8品種のマスカットもあったそうですが、もう終わっちゃったとのこと…残念。

「でも今時期の甲州ぶどうは、いちばん古いと言われているぶどうなんだよ。元々日本には山ぶどうしかなくて、江戸時代に中国から渡ってきたと言われているんだけど、その頃は甲州種しかなかったんだ。その後戦後になってから、巨峰とデラウェアをアメリカから輸入したんだよ。甲州ぶどうと言えば、ワイン用として有名だけど、日本のぶどうはすべて生食用だから美味しいよ」とのお話に、心はワクワク。

さらに「このリフトに乗って、自分でもいでごらん。軸を4~5㎝残して切ったほうが、水分が蒸散しないから日持ちするからね。色づきのいいもの、色の濃いものが美味しいから、それを狙ってね」と、はさみとカゴを渡される私。

というわけで、乗り物大好きな私は、リフトにエンジンをかけ、上昇ボタンを押したんですが…。「結構、怖いじゃん!」高いところ大好きな私でも、この揺れと微妙な高さは、意外と怖かったりして…。こんなところで、毎日作業するなんて、ご苦労が偲ばれちゃいました。

「ぶどうの木が生まれてからお客さんに出せるぶどうになるまでは5年くらい掛かるんだよ。その後30年くらいまでが食べごろ。木自体は100年くらい生きるんだけど、美味しく食べられるのは25年くらいだねぇ。その間も袋かけたり、その後は傘かけたりと、結構手間が掛かるんだよ。時期が終わった後も、土を作ったりと来時期の準備があるから、1年中休む暇なしだよ」う~ん。それは大変だ。

そんなお話を聞いたあとにいただいた、しかも自分が収穫したぶどうの味は格別でした。 と、すっかりぶどうというアペタイザーを満喫したところで、メインのお食事へと向かうことに致しましょう。当初の予定はやっぱり山梨県と言えば「ほうとう」かしら?なんて思っていたのですが、なんだかぶどうのおかげで洋食気分の私たち。そこで「ぶどう畑のレストラン風」に足を運んでみることにしました。ここには、名物の「特選和牛のローストビーフランチ」があるんですって!

というわけで、迷わずちょっとリッチにローストビーフランチを注文。シックな佇まいのレストランで味わう、ローストビーフは格別のお味。ホントに舌の上でとろける~ぅという感覚で、もうほっぺた落ちそう! スタッフの目もトロン~と下がっておりました(たぶん私もそんな顔してたんだろうなぁ)。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

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