竹岡圭のドライブvol.21 東京都内の紅葉散策(4/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:原田淳
クルマは道がつくる
続いては、新宿御苑に足を運んでみました。
ここからはちょっとドライブ。外苑周りは緩いカーブが続くので、なんとなくゆったりドライブが楽しめるコースなんですよね(道が空いてればの話だけれど…)。ハンドルの剛性感がしっかりとしたフォーカスのハンドリングを裏切ることなく、ピッタリとついてきてくれる「DNA dB EURO」。輸入車に合わせたタイヤなのに、日本の道に合うなんてオイシイトコ取りの性能を引き出せた秘密のひとつは、ケブラーベルトなんですよね。
タイヤと道路が接地する、トレッド面に仕込まれたケブラーベルトは、しなやかで強度が高いという性質を持っているので、路面追従性の向上や衝撃吸収性の低減にひと役かってくれるというワケ。だから、静かで乗り心地がいいんですよね。
でもね、輸入車なのに日本の道路に合うっていうのはホントに難しいことなんですよ。だってね、私の師匠の日下部保雄さんの言葉に「クルマは道がつくる」っていうのがありまして「その国の道路事情に合わせてクルマは作られている」とのこと。アウトバーンのお国のドイツだったら、高速性能重視だし、ドドーンとだだっ広い真っ直ぐな道のアメリカでは、ゆる~い乗り心地重視だし、クネクネカントリーロードのフランスでは、粘り腰足が重視だし…ってな具合。
それでは日本の道はというと、ストップ&ゴー、制限時速100km/hまでの運動性能って感じですから。それらの違う欲求を満たすアフターパーツって、なかなか難しいんだけど「DNA dB EURO」は全てを満たしているんです。スゴイッ。
そんなことを思いつつ、新宿御苑に到着。なんか小学校の写生会以来、来てない気がするんだけれど、中に入ってビックリ。メチャクチャキレイなんですよ。整備のされ方が違います。大人がゆっくり楽しむには最適の公園かも。
全体がキレイに手入れが行き届いた公園なのですが、中でも庭園ゾーンは「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」「日本庭園」の3つに分かれていて、それはもうお見事。イギリス風景式庭園のダイナミックなケヤキの紅葉(まだだったけど)、フランス式整形庭園のプラタナスの並木(なんだかトレンディドラマのドラマの主人公になったみたい)、ちょうどバラ園が見頃だったので、白鳥麗子のように(うわっ古~いっ!)バラ背負って立ってみたりしちゃいましたよ(あぁ、こんなロマンティックなところなのに、自分のサガって怖いもんですなぁ…)。
中でもいちばんビックリしたのは、カツラの木。この木は葉っぱがハート型のところも有名なんですけど、なんと紅葉してくると、砂糖を焦がした、つまりカラメルのような甘~い香りが漂ってくるんです。
こりゃ、たまらんっ!と思ったけれど、もしかしたらこの香りを毎日嗅いでいれば、甘いもの食べた気になってダイエット…。できるわけないか…。なんておバカなことを考えつつ、本日の紅葉探検はそろそろ夕暮れ。
いつもはアクセクしてる東京だけど、こんなにいいとこあったんですねぇ~。生活移動空間を改めて見回してみると、新たなる発見やゆったりした時間が流れも感じられたりして、なんだか我が町ふるさと東京を改めて大好きになっちゃったような気がした1日でした。
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