竹岡圭のドライブvol.23 オープンカー→オシャレ→海→横浜(3/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.23 オープンカー→オシャレ→海→横浜
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日本丸メモリアルパーク

そんなことを思いながら進んでいくと、日本丸メモリアルパークに到着。日本丸の船内見学でもしようかと思いましたが、団体バスツアーに行く手を阻まれて断念。すると、その先の通りを渡ったところに旧横浜船梁第二号ドッグ扉舟というのがあるとのウワサを耳にし、早速行ってみました。

おぉ~っ。さすがに穴場なのか?ここは人がいない。にしても、ずいぶんと不思議な空間が広がっています。よく考えると船の修理って水の中じゃ難しいし、かといって船を陸に引き揚げるのって、メチャクチャ大変だし…。それで、こういう扉船が考案されたのか…昔の人ってすっごいなぁ、なんて思わず感動してしまったりして。

今では階段状になったドッグ跡の両側にお店が入っていたりして、なんとも言えない不思議な雰囲気に包まれています。ちょっと工夫すれば、コンサートやパーティさえできそうな感じです。

さてお次は、船ついでに、世界一アートな船の駅といわれる、横浜港大さん橋へ行ってみることにしました。大さん橋埠頭は、1894年(明治27年)の完成以来、日本の海の玄関として活躍してきた有名な港。2002年(平成14年)に横浜港大さん橋国際ターミナル客船ターミナルとしてリニューアルオープンし、日本を代表する客船ターミナルとなりました。

なんてったって目立つのは、その個性的なデザイン。斬新な構造の空間を持ち、屋上広場は24時間オープンの大デッキになっているんです。みなとみらい地区、ベイブリッジなど、横浜の代表的な景色を360度の大パノラマでのんびり眺めることができる絶好のスポット。昼間もいいけれど、24時間オープンと言われたら、是非とも!(力がこもる)ステキな男性と一緒に、ロマンティックなデートで訪れたいですよねっ! よし、いつか絶対来てやるぞぉ~!

と、想像逞しくなりすぎないうちに、赤レンガ倉庫へと引き返すことに…。というのも、大さん橋へと向かう途中に、スケートリンクを見かけたからなんですよ。

これは、2月14日まで「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」として行われているイベントで、赤レンガ倉庫の広場に特設スケートリンクが設置されているんです。平日は12時オープンというので、あとで見に行ってみようと狙っていたのです。昼間は溶けちゃうからやってないかしら…なんて思いつつのぞいてみると、貸し靴はもちろんのこと手袋まで販売されていて、やる気マンマン。しかも入場料も大人500円と、超リーズナブル。

話題の、浅田真央ちゃん人気の影響か、小さな子も結構滑っていたりして、なんか楽しそう。昔から「ペンギンか私か」と言われているほど、ヨチヨチとしか滑れない私も、あれよあれよという間に乗せられて、いつの間にやらスケート靴を履くハメになってしまいました…。

もう少し真ん中で滑ってくれないと絵にならないと指示するカメラマンの言葉は、もう耳に届きません。なんたって、転ばないように必死も必死なんですから…。しかし、以前から苦手だったとはいえ、余計にひどくなっている感じ…。これじゃぁ、ペンギンのほうがよっぽどマシだわよ。結局延々と手すりを磨き続け、足も腰もそれだけでヘロヘロになり、氷から下界に降り立ったのでした。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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